今でこそ
僕は家庭を持てて
それなりに豊かな暮らしをしているが
僕はものすごい残念な人だった
僕の心は
おそらく今でも未熟なままで
いい大人とは
程遠いだろう
ここで記された
数々の言葉たちが
全てを物語る
あの頃
僕は人生で最も多感で
楽しかったこともたくさんあり
悲劇もたくさん経験した
その悲劇に巻き込ませて
酷い目に合わせてしまった人が
どれだけいるのだろう
僕はようやく手にした
仲間と言う存在たちを
僕の感情と
未熟な生き方で
傷つけてしまった
そんなことはない
気にしなくてもいいと
思われても
なにかのきっかけで
僕の犯した
たくさんの過ちは
フラッシュバックする
それも含めて
人生なのだと思うが
この残念な人間が
起こしたことを
生涯忘れてはならないのだ
時が赦しても
誰かに赦されても
僕だけは
過去の自分を赦してはいけないのだ
今の自分に
後ろめたさがあれば
言うなればそれが
僕の罪滅ぼしなのだ
僕はこれを背負ったまま
幸せに過ごさなければいけない