先日の法事が終わった際に父から
携帯電話変えたから写真撮りたい
と、家族の集合写真を撮った
携帯を変えたから、というのは口実だろう
コロナ禍以降、なかなか家族が一斉に帰るのは密度が増すし
自分たちの子供も大きくなった分
父にいらぬ負担をかけさせてしまうのでは
と思い帰省する際は兄とタイミングをずらしている
なので、今回のように子供、孫が勢揃いしたのもおそらく数年ぶりになる
子供も大きくなりそのうち独り立ちしていくことも考えると
ひょっとしたらこれが全員が揃う最後の日なのかもしれない
父の中にはそんな思いがあったのかもしれない
今年は母方の祖母が亡くなり、父方の祖母の13回忌の年でもあった
子供の頃の永遠は
永遠ではなくなってしまった
父が残した記録も
いつか永遠ではなくなってしまう
と思うと
色々と思うところもでてきてしまう
色々合わないところがあるとはいえ
どうか
元気で長生きしてほしいと
捻くれものながらに思った日だった