観終わった後、アリ・アスター監督のインタビューやパンフレットをざっと読んでみた感じ、ボー自身が恐れている物事が四六時中ひっきりなしにのし掛かってくる様を視聴者に追体験させて感情を揺さぶるような構成だったように思うんだけど、共感力があんまり無い人間なのでネガティブな感情にも特に引っ張られる事なく世界観や映像美、シュールなコメディなどなどシンプルに楽しめてしまった。
...と、書いておいてなんなんですが、3時間、終始アワアワなっているホアキン・フェニックスを見ていたら可哀想で可哀想で、知らず知らずのうちに身体に力が入っていたみたいで、とても疲れていたみたいでした...一晩たった今日、なぜか筋肉痛が...これは何か別の、ホアキン・フェニックスが幸せな一生を送る映画を観て中和しないことには...と思ってウィキペディアやらなんやらで探してみてたんだけど、他の映画でも結構散々な目にあってそうな感じなんですね...😢
自分としてはとても面白かったのだけど、人に勧められる感じではなさそうな映画だった。