朝から日差しがかんかんと照っていて,肌に焼きつくような日光に当てられる.蝉の鳴き声が全方位から聞こえ,それらの声がずれたり重なったりして街中のような喧騒を形成している.日差しの強さと体から吹き出る汗も相まって,視界が歪むような感覚に襲われ,夏を感じずにはいられなかった.最近はそこまで心境が晴れやかではないのだけど,そんなことはお構いなしに季節は移り変わっていく.もうそろそろ梅雨も明けるかという時に,騒がしい蝉や太陽よりも,雨が地面を穿つように降っている時の音の方が心地良かったかもしれないと少し寂しい気持ちになった.
今日もおつかれさまでした.明日も続きをやっていこう.