何かを極められるほどの異才ではなく、広く学習できるほど器用でもない人間で、アイデンティティがゆらゆらして定まらない状態にあっても、人と出会えば自分が何者か一応の説明をしなければいけないもので、その瞬間は不意に訪れるものだから、常に大きく構えていた方が良いのだろうと思うけれど、これが簡単にできずに自分でも自分を見失ってしまいがち。そういう人間です。エッセイis_hoku