本日、腹水を抜くチューブを追加して2本にした。最初は骨盤の上辺りから入れて下の方にたまったのを排出する目的。今回は膵臓に近づいて粘性の高い部分を狙う。効果の程は不明で、長丁場覚悟に変わりはない。引き続き、鎖骨下から大静脈へのルートを作って「ポート」と呼ばれる注入口を肌下に埋め込む手術(部分麻酔)。両方合わせても所要1時間くらいと、意外にあっさり終わった。後者は、腕の細い静脈から点滴するより高濃度(高栄養)の液を入れられる。抗がん剤治療にも使えるものといい、珍しく希望を感じさせる話だが、その日はいつ来るのだろう…。