連日、腹水を出すチューブに関する処置。きのう入れたばかり新しいのを残し、前に入れた分は、体内から体外への出口部分より先の管を外した。つまり体内には3本入っているが、点滴台に繋がれた目に見えるのは1本。腹部に出口しかない2本は、ガーゼで覆って染み出したらガーゼを交換する。看護師にとっては手間がかかるが、点滴台に下げた袋がすぐいっぱいになるほどのペースで出なくなったし、出口から水を注入して吸引する、いわゆる洗う作業がしやすいらしい。処置中、主治医がさかんに「良くなってきている」と言うのだが、どうも実感が湧かない。確かに吐き気は最近落ち着いてるが‥。終わって部屋を出る際、主治医が思い出したかのように「そうだ、運動してますか」と聞くので「??」となった。「そろそろリハビリで歩行訓練入れましょう。抗がん剤とかやるのに体力を戻さないと」。そんなに近い将来の話? 無理に希望を持たそうとしている?