共同作業に必須のコミュニケーション

ishikatsu
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漫画「セクシー田中さん」の作者が亡くなったというニュースに驚いた。原作は読んでいないもののドラマ化された番組を先月楽しく視聴していたからだ。報道によれば、原作の要となる部分を尊重してほしいと願った作者と、番組制作側に行き違いがあったようだ。漫画原作の場合、熱心なファンが映像化に批判的なことが多いとも聞くが、「義母と娘のブルース」のような成功例もあるだけに残念だ。こうした話を聞いて思い出すのが、記者の仕事の一つ、外部筆者への執筆依頼。送られて来た原稿に、用字用語の基準や、読みやすさを考えて修正を入れることがあるが、漢字、仮名の使い分け、句読点の位置一つ変えさせない人もいれば、「手放したら、そちらの物、お好きにどうぞ」と言う人もいる。いずれにしても立場の異なる人の共同作業である以上、緊密なコミュニケーションが欠かせないということだろう。

@ishikatsu
定年後シニア嘱託の男性会社員。胆石持ちから胆のう癌に。仕事のストレスで時に暴飲暴食、それがたたり…と人のせいにしたくなるが、結局はうまく自己管理できなかった自己責任であることは十分に分かっている。