娘が婚約者を連れて見舞いに来た。彼は国家試験の結果発表待ちながら、合格ラインを余裕で超える点は取れており、内定をもらった会社に就職できると報告。正式な結婚申し込みとなった。私からは「おめでとう。娘をよろしくお願いします」。引っ越して新生活を始めるのは、春以降になるという。私はもともとサバサバした性格ゆえか、今こんな状況にあるからか、娘を嫁に出すという感慨は大きくないけれど、若い人たちの考えを尊重したいからだ。娘から「私に関心ないんでしょ」などと言われては、ちと寂しい(笑)。式を挙げないのだから、ウェディングドレス姿を写真館で撮る記念写真くらいは残してほしいという気持ちは妻と一緒だと伝えた。