病気の治療も始まらない今、決して希望を捨てたわけではないが、万一に備えてやるべきこともある。老人ホームの母より先に逝く可能性があるという想定で、後のことを託す弟に対し、これまで私がほぼ一人でやってきたこと、特にお金の管理について説明する文書を作り始めた。亡き父が、高度成長期の大企業勤め、倹約家でもあったので、それなりの蓄えを残した。その管理を任せるとともに、私が先、母が後に亡くなったケースで、相続対象となる弟と、私の娘との協議にあらかじめ道筋をつけておきたい思いもあってのことだ。とはいえデリケートな問題、すぐ書き終わるものでもない。一方、体力回復としては、食事のほか、マンション6階端の自室からエントランスの郵便受けまで往復(エレベーター使用)。ちと運動が足らんな。あすはもっと歩かないと。