という発言を先日会社(10X)でした。プロダクトマネージャーやデザイナーもソフトウェアをつくっているという意味だけではない。会社にいる全員がソフトウェアをつくっているという意味だ。事業開発のメンバーも、アナリストのメンバーも、オペレーションのスペシャリストのメンバーも、コーポレートのメンバーも、全員を指したつもりだ。
ソフトウェア企業なんだから当たり前でしょと言われればそれまでだが、それを敢えて掲げて「自分は価値あるソフトウェアをつくるのだ」とみんなが積極的に捉えることにも意味があるような気がしている。おそらく、究極的なミッションが役割に閉じてしまうことに危機感を抱いているせいだと思う。
もちろん、実際の仕事ではつくる人/売る人/管理する人といった役割分担は必要だ。しかし、役割だけに閉じてしまえば、日々の行いが「価値あるソフトウェアをつくる」ことからズレてしまうというのは容易に起こる。直接的にソフトウェアをつくる人ですらも。
とはいえ、いきなりソフトウェアにするのは想像し難いものもあるし、何でも安易にソフトウェアにしようとするのは危険だしで、この考え方との付き合い方は難しい。まずは「自分がいなくても仕事が回るようにする」くらいで考えると良いのかも。ただ、ソフトウェアは「自分がいなくても仕事が回るようにする」をド直球で実現するものなので、やっぱりどこかでソフトウェアのことを考えた方が良い気もしている。