先日、スキマ時間を使って「坂本龍一トリビュート展」に行ってきた。展示を一通り見た後、この展示に限らず、この数年は作品というものに主体的に向き合うことができていないと思った。展示やイベントをきっかけに何かを観たり聴いたりすることはあるが、主体性が弱いのでコンテキストが足りず、作品を掴み切れない。そういう状況で感じられることは限定的であり、それがとても虚しく感じた。時間がないのか、気力がないのか。原因はわからないが、どうにかして取り戻したい。ishkawa