「ショーシャンクの空に」という洋画をご存知だろうか?私の父世代の映画なので、私より年下の子はなかなか見たことがないかもしれない。どんな映画かと言うと
エリート銀行マンだった主人公はある夜、妻とその間男を殺害したとされる罪で厳しいと有名なショーシャンク刑務所に入ることになる。
彼の目的は一つ、自分の冤罪を晴らす事。
さて最初は馴染めない囚人生活だったが、徐々に囚人達と打ち解けるようになる。
そのうちの1人、図書係の老囚人が出所することになりみんなで喜んだのも束の間、彼は新しい生活の末、自💴してしまう。(絵文字で誤魔化してます💦ごめんね!)
なぜそうなってしまったのか、それは世間と切り離された場所であまりにも長くいたために、世界のスピードについていけなかったからだ。
もうみんなうんざりかもしれないが、ご存知の通り今私は精神疾患の百貨店みたいな品揃えをして入院している。(来月退院予定)
そこで見る他の患者は、何十年と閉鎖された病院にいる。
外には出られない。退院できない。
なぜか、その人達もまたショーシャンク空のように、目まぐるしい世界のスピードに追いつき生活をすることが難しいからだ。
私が入ってから1人亡くなった。
これからも彼女達は優しく閉鎖された揺籠の中で生活をするしかないのだ。
私はそれを否定も肯定もできない。
ただ、今から自分の生活を立て直していくしかない。