死にたかった頃の気持ちを大切にできなかったことが、たぶん今も悔しい。
あのとき本気で死にたかったのに、思いのままに行動できなかったことを後悔してる。あのとき死ねばよかったという意味じゃない。それはイコールじゃなくて、たとえば、小さいころ叶えられなかった夢がずっと燻ってるみたいに。
実際に今この夢を実行したいわけじゃないけど、その当時尊重できなかった感情が胸の中にずっとある。拭えない、どうしたら成仏してくれるのかわからない。
私はあのときハッキリと死にたかった。苦しかった。でも、あの絶望を絶望として受け止めてくれる人はいなかったし、当時の私も誰かにぶつけたいなんて思わなかった。
もう健康になったのに、燻りがまだ胸に充満していてうまく新鮮な酸素が取り込めない。どうしたらこの気持ちははれるんだろう。