風邪 鶏とたまご

I2K文庫
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風邪ひいた。花粉だと言い聞かせていた喉のイガイガだけど、どう考えてもこれは風邪だった。風邪をひいたから仕事がしんどいのか、仕事がしんどいから風邪をひいたのか。

最近は仕事へのエンジンも切れている。エンジンが切れているからしんどいのか、しんどいからエンジンが切れているのか。

もはやだいぶ昔のこととなりつつあるが、かつてのわたしは「機嫌が一定であること」「いつも大抵元気にふるまえること」「他人に自分の不機嫌をぶつけないこと」が取り柄だったような気がするのに、いつの間にか自分の機嫌に振り回されるようになっていた。たぶんだけど、そういう安定感っていうのは余裕があるときにしか発揮できないのだと思う。ついつい他人に対しても「自分の機嫌は自分で取れよ」とか「感情に波がある人は苦手」とか思ってしまうけれど、それはある種の技術だし、心の余裕でもあるのだと、疲れた大人になって思うようになった。

余裕を持てるよう、疲れを溜め込まないよう、バランスを取ったり調整できること自体が社会人としての理想だろと思わなくもないけれど、そうありたいと思いつつも、そうできない構造的な理由が蔓延っていることも無視してはならん。

@itk
懲りずに日記 体裁を整えることより大事なことがある