年末年始の帰省の航空券を購入するのが遅くなってしまい、航空券の値段が跳ね上がったため、今回の帰省は少し早めに帰って遅めに東京に戻るというプランにした。結果的に約2週間ととても長い帰省となってしまった。今年も色んな人と会ってお酒を飲みながら語らい合うことができ、とてもよい帰省期間だったと思う。だいぶ充電できた。九州はやっぱり好きだ。ご飯も美味しいし、街もそこそこおしゃれ。自分が無意識に東京で張り詰めながら生活していることを忘れさせてくれる。そんな空気感が流れてる。
東京で起業し、会社を大きくし、社会に価値を還元していけるような器を作っていきたいと考えている自分にとって、故郷に将来何か返したいという思いは昔から強い。地元に拠点を作って故郷の人を雇用することなのか、何かしらのサービスを提供することなのか具体的に決まっているわけではないが、自分たちのできる範囲でいつか形にしていきたい。時間軸的にはあと5年、2028年までには必ず何かしらの形にしたい。必ずできる。そのために会社を短期的ではなく長期的に考えること。拠点を作ることを目的にするのではなく、あくまでも通過点とできるような会社のビジョンを常に更新して考え続けたい。
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去年改めて再認識したこととして会社経営には意思が重要だということがある。どの方向に会社を持っていきたいのか、どういう世界にしていきたいのか。途中で事業を転換し、目指す指針がわからなくなった自分にとって、知らず知らずのうちに凡庸な正解を探ろうとしている自分がいたと反省している。
違う。もっとわがままでいいし、自分のやりたいことを素直に追っかけていいんだということを気付かされた。従業員を雇ったからって別に一人ひとりの顔色を伺う必要はない。むしろこんな創業期に入ってくれるメンバーなんてそんな小さなチャレンジに期待しているわけではない。もっと創業者自身の熱の通った思いやそのチャレンジに共感して入ってくれている。そんなに安定した勝負がしたいなら、倍の給料をだすメガベンチャーに簡単に移るだろう。でもそうではないチャレンジができるから、ゼロイチの立ち上げができるから機会があるから入ってくれている。そこを定期的に忘れないようにしたい。
また、そうした意思は言葉にし続けることがとても重要だということも気づいた。上で話した九州に拠点を作るもそう。海外で事業を展開したいということもそう。「また社長言ってるよー」と思われてもいいけど、とにかく言い続けること。会社は人で成り立っているからこそ、自然と会社はその方向にいくし、言霊のように広がっていく。今の事業と異なる部分があったとしても、すこし離れた対岸に目指す目標として点があることで見えない引力のようにそちらに引っ張られていく。
逆にどこを目指しているのか、何をしようとしているのかわからない会社で働くことほどつらいことはないと思う。少なくとも自分はつらい。
今年の自分は、自分の意思をこれまで以上に大切にしつつ、短期的な目の前の数字と長期的な会社の目指す部分を頻度高く見直しながら、みんなに伝えていくことに意識を持つ、そんな自分を目指したい。
意思は事業計画に現れるよねーという話で学びのあった記事を貼っておく。
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今日はここまで。