2024/02/13 本当に考えきれているか/自分の癖

itohiro
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シビアな決断をするときに、本当にその決定をいろんなケースとともに考え抜くことができているのか。その問いが足りていないが故に短期的な意思決定をしてしまっていないか。その決定をもっともらしく、それっぽく伝えてしまっていないか。今日はそれを強く痛感した1日だった。

人と話す中で、相手の思考の裏側であったり、なぜその考えに至ったのか、何を大事にしてこの発言をしたのかを汲み取れていなかった。だからこそ、8割程度で考えた答えの筋を通そうとしてしまった。そういうときはたいてい詰められたときにロジックが崩れ去る。

組織の決定というものと、個人のこうありたい意志というものが完全に一致することは難しいが、その中でなぜ組織がその決定をしたのかはリーダーとして深く考え抜いたうえでちゃんと回答できるようにする必要がある。そのために、これまで以上に自分の決めた答えに対してwhyを突きつける必要がある。すべてを正解にすることはできない。それでも、少しずつ正解を出していく頻度は上がっていくはず。

自分は昔から脊髄で反応して行動してしまう癖がある。こう言われたらこう返す、こういうシチュエーションではこう伝える。たちが悪いのは脊髄から出た発言や意思決定がその場において8割程度の正解になることが多かったこと。これは自分の良さでありつつも、組織の方向を決める意思決定においては不要だと思う。最近はそうした癖はあまり良くないと思うようになった。自分自身が持つそうした癖を意識しながら、少しでも少しでも個人としても会社の舵取りをする人間としても、深く深く考え抜くということを更に意識し、最善の準備と最善の選択ができる自分でいたい。

とりとめのない言葉になったけど、今日の自戒を込めて。

@itohiro
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