続きを、書くべきだと思ったが、止めた。
誇張した表現が多くなるだろうし、あまり良い思い出ではないので、脳の新陳代謝が進むスピードの速い領域に記憶されている。
海馬をまさぐり、頭の中で再生しながら、言語化する作業は非常に消耗するし、そもそも私にはそういう義務もない。
ここでは、今、書きたいことを書けばいい。
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「転職」した。
明日は週明けの月曜日。実働の勤務日数で表すと、8日目にあたる。
新入社員ばりに、手厚い待遇を受けている。40歳間近の青年が、こんな状況に陥ると間違いなく調子に乗るパターンの境遇。
換気効率が非常に良いオフィスで働いている。天井は普通のそれよりも高く、最近内装がリニューアルされ、非常に綺麗だ。
病院に入院してから、私にとって換気効率はとても重要なファクターになんている。
空気が良いところ、新鮮なところは気持ちがよい。
逆に、空気が良くないところ、くすんでいる場所には、長時間滞在できない。気持ち悪くなるし、早くこの場から出たいと思う。
呑み歩くのが好きで、色んな居酒屋に行くが、何度も利用するお店の共通点は、換気性が良く、空気が新鮮だと実感する空間だ。
人それぞれ、重きをおく点は異なるし、すべてが一致する他人に出会うことは先んじて無い。
大切なのは、自分は何に拘りがあって、許せなくて、これが好きで、あれが食べたい。という内側から生じる、動機付けできない衝動を、自分で租借して理解し具現化しようとしているか、ということだ。
自分のことは、自分でしか分からないし、自分のファインプレーを誰かが常に観ててくれて、評価される。ということはまず無い。
他人にアピールしない限り、今、そこで手を動かしている作業がどれだけ難易度が高いのかということは、伝わらない。
人生という有限な時の流れの中で、仕事で消費する時間は長いし、そう簡単に決着するものでもない。
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今日はここまで。