今まであまり意識しなかったけど、私は多分絵を描く時に「その対象に感じた印象」を1番反映したいと思っている
きっかけは高校でやった油彩の風景画じゃないかな 帰り道で私しか見ない景色、これを見ている私の裡に湧く気持ちを言葉にせずどうにか他者と共有したかった
技法とか知らないけど印象派のそれだよな……やり方が……
でも印象だけ描いても伝わらないことが多いから、描く時に印象を「詰め込む」が近いかもしれない
伝えるために、確かな描写は最低限必要で
その上で、筆致に込めているのはその対象に感じた印象、対象への感情
だからか順当に好きなものは上手く描ける
その場合自分の満足のハードルも高いけど、感情の生じない対象物よりは明らかに上手く描けている
他人の線画を塗るのが難しいのはこれのせい?その人と力を入れている箇所が明らかに違う
用意された線画から自分の描きたいものにフォーカスを当て直すのは至難の業だ……めっちゃ楽しいけどね……
同時にその線画の狙いというか、良さを潰してしまうのが怖いんだよな やっぱりその線画を最も扱えるのは本人だ
資料でしか見たことない物は上手く描けないの、「印象」を描いてるなら当然だなと思った
直接見て出来れば触れて、付随する思い出なんかあるとなお良い
最近ギターを描けるようになってきたのはこういう理屈 練習がてらだから特に表には出さないけどね
多分「ギター」や「ギターを弾く誰か」への印象が形を持ってきて、感情も大きくなってきたから描写に反映できるようになった
この過程を踏めばもっと描けるもの増えるかな〜 次は料理が描けるようになりたいな