こんな日があってもいい

いずみ
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昨日は息子が38℃ほどの発熱をし、今朝も少し体温が高かったこととゴロゴロした咳をしていたので大事をとって幼稚園を欠席した。これまでの経験上、だいたい咳は起きて数時間で収まることは分かっていたけれど、当人も身体がしんどいとのことでまぁいいかってことで。

そして今、息子は元気に「カーテンを作る」と言って不要なタオルを切り裂き洗っている。何ができるのか。聞いてみたらレゴで使うらしい。

確かにレゴで使っている。

これまでは体調不良で休ませたのに家の中で元気に遊んでいると「幼稚園休ませずに行かせればよかった」と後悔してイライラすることがほとんどだったが、今日はなんだか「こういう日があってもいいか」と気持ちがおだやかだ。

この気持ちの変化の理由をふと考えてみたところ、息子の親離れが最近進んでいるからかもしれない。少し前までは下駄箱まで一緒に行って上履きを履き、階段を上るまで手を振って見ていなければならなかった息子が、少し前から急に園庭前の門から1人で行けるようになった。会話の中でもお友達の名前がよく出るようになった。前は公園遊びはずっとつきっきりで相手をしなければいけなかった息子が、今ではほとんどお友達と遊んでいるのを見守るだけだ。

少しずつ、急にふと親離れが進んでいくのか。小学生になれば登校も1人で家を出るようになるだろう。普段友達と遊ぶのも親が付き添うことはあまりないだろう。こうやって親の知らない顔がたくさん増えていくんだろうなと思うと、今の時間を大切にしたいと自然に思えるようになった。これまでの時間をもっと大切にすればよかったと、今になったから言えることなんだろう。1人の時間が欲しくて、ずっと一緒なのがつらかったのも事実だ。

こんな日がもっとあればいい。でも明日は幼稚園に行ってほしい、スーパーへ買い物に行きたいからね。最近買い物についてきてくれないんだ。

@iura_iui
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