名古屋市緑区の現存する団地

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名古屋市緑区は、名古屋市の中で最も人口が多い区(2023年12月1日時点)で、247,787人 / 104,413世帯数。ちなみに2番目は中川区で、217,675人 / 103,798世帯で、緑区よりも平均世帯人数が少ないのが面白い。

昭和38年4月1日に、愛知郡鳴海町が名古屋市緑区として合併。翌39年12月1日には、知多郡有松町と大高町が合併している。Wikipediaによると、反対運動がかなりあったみたい。

緑区という区名は、この地域が緑豊かな丘陵地帯で、住宅適地として脚光を浴びていることなどの理由で決定されました。

住宅適地であることは、緑区という区名の由来になった1つみたいで、たとえば名古屋市緑区には沢山の団地が建設されている。

主な団地

小規模な団地も取り上げると大変なので、主な団地をピックアップ。

鳴海団地(1959年に竣工、2001年より建て替え)

  • 日本住宅公団

  • 95棟 / 全1260戸

  • 中層フラット棟(32棟)・L字型ポイントハウス(3棟)・テラスハウス(59棟)・高層棟(1棟)

  • 有松駅から徒歩12分ほど

  • 一部はアーバンラフレ鳴海(10棟 / 463棟)に建て替え済み

中層フラット棟のタイプだけ残っており、リノベーションした部屋も多い。

現在の鳴海団地は125戸。

鳴子団地(1964年に竣工、2006年頃より建て替え)

  • 日本住宅公団

  • 75棟 / 全1907戸

  • 中層フラット棟(58棟)・スターハウス(9棟)・ボックス型ポイントハウス(8棟)

  • 鳴子北駅から徒歩10分前後

  • 一部はアーバンラフレ鳴子(9棟 / 全450戸)に建て替え済み

鳴子団地の跡地には、大規模なマンション「エムズシティ鳴子プレディア」やマックスバリュ、はま寿司などの飲食店などが建設されている。

スターハウスはすべて解体されたものの、ボックス型ポイントハウスは8棟すべてが残っている。現在の鳴子団地は721戸。