自分のコミュニティを持つ良さ

いわけん
·

「やりたいこと」ファーストで実行できる環境って意外と少ないですよね。

「すり合わせ」「落とし所」を作って「やりたいこと」を擬似的に作り出すことがほとんどです。

私は「技術好きだけど、もったいない学生をプロデュースする」というのが「やりたいこと」でした。

しかし「他人をプロデュースする」というのは、多くの環境では手段になります。

私の職業はソフトウェアエンジニアですから、他人をプロデュースするより、自分のアウトプット頑張れというのが、周りが求める本筋なわけです。

もちろん、採用や育成という文脈で「他人をプロデュースする」ということが、擬似的にできる時はあります。しかし、それは一時的なものであることが多いです。また、そのことがメインで評価されるというわけでもありません。なので、優先度が下がっていくのです。

じゃあ「やりたいこと」を「目的」とした、自分のコミュニティを持てばいい。というのが私の答えであり、私が今行っていることです。

「目的と手段の逆転」による「優先度の逆転」を起こすのです。

具体的には「Iwaken Lab.」という技術好き学生支援コミュニティを営んでます。

これは私がやりたいこと「技術好きだけど、もったいない学生をプロデュースする」を見事に実現しています。なぜなら、そのことを理念として掲げ、それに賛同した人が集まり、活動しているからです。

現在50名ほどの学生メンバーが Iwaken Lab.に入り、皆それぞれの活躍をしています。

私がやっていることは「入会面談」「Discordでのコメントフィードバック」「オンラインイベントの主催」です。それが楽しくて仕方がないです。なぜなら、それがやりたいことだからです。

「やりたいこと」を軸に、コミュニティの理念やルール、参加するメンバーも選択することで「優先度の逆転」を起こし、やりたいことを生活の中に取り込む。

というのが「自分のコミュニティを持つ良さ」です。

とはいえ、コミュニティ活動には「時間」がかかります。

「時間」をかける価値があるものにする必要があります。

それが持続可能なコミュニティにつながります。

つまり「やりたいこと」を持続する人生にすることができます。

じゃあそれはどうすればいいのか?というのが、次なる問いでしょう。

次回をお楽しみに

@iwaken71
ストイックなポエマーを目指すソフトウェアエンジニア