お散歩デー。御苑内にある京都迎賓館のツアーに飛び入り参加し、建築を学ぶ。これでもかというほどの熱量でガイドをしてもらい、こっちも木に装飾に石に感激し続けた。視線誘導が考えられた天井とか小さな金具の装飾の意味合いとか、見えるもの全てに職人さんの熱意が込められていて素敵だった。
それから西へ西へ…西陣の街をぶらぶら歩く。おしゃれな町家カフェやいい路地なんかがある。(いい路地、大好き。)
佐々木酒造さんを発見し、500円三杯のガチャがあったので聚楽第などの試飲をする。どれも美味しかった。お土産に「美しい鴨川(純米)」を買う。地酒って最高!
あてどなく歩いても何かしら楽しげなものにぶつかるのが嬉しい。京都生涯学習センターで平安時代の偏継なる遊びをした。漢字のへん&つくりのかるた。そこから霊長類南へ…二条の方まで歩き、夕飯はおでんにしようと思い付き、商店街で野菜や練り物を買って帰る。節分なことはすっかり抜けていた。洛中は碁盤の目で迷うことがないし、困ったときにはバスがあるし、方向音痴の散歩にはうってつけだと思った。
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水曜どうでしょうの録画を久しぶりに観て、今すぐこれをやりたい!の気持ちに囚われてどうしようもなくなってる。1年休職して日本全国を適当に車で周り、その地域のお菓子を買って食べまくるをやりたい。メンバーが4人なのが最も重要な点だ。私の憧れだ。旅館でみんなが適当に布団を並べて寝転ぶ中、はしゃぐ一人が寝てる人を跨ぐその瞬間が心に焼き付いた。渇望で壊れてしまう。こんな人生がいい。ワワ~~~!!!
京都を歩くと「聚」という文字をやたらと見る。聚楽第もそうだ。一箇所に人が寄り集まるみたいな意味だ。おまえ…いい漢字だね。
おわり。