楽しい同人誌即売会だった。新刊を2冊作って持っていった。
当日、大阪メトロ中央線に若い女性が増えていくと、イベントが始まった感じがある。ベースメイクをして来ているレイヤーさん、派手髪、個性的な服、キャリーケース、キャリーケース、皆何かしら創作をする仲間と思うと心強い。
設営時間に自分のスペースに向かわずにうろうろする。ディスプレイの仕方とか頒布物なんかをチラ見して学ばせてもらう。皆凄い。
二次創作は概ね人の好きな気持ちで成り立っているので、商業的な価値を無視した表現の場であるところが好きだ。一次創作をすると名前を売るとか競争とかいう概念が出てくるので、二次の禅みたいな心地よさに体が生き生きしてくる。禅の何を知っているんだ。
日頃の生活にはあまりいない同年代の女性たちの存在を身近に感じながら、おしゃべりしたりして本を頒布する数時間はすごく幸せだ。人生の限られたフィーバータイムを有意義に、自分が死ぬ間際に思い出として見つけられるにように、しっかり記憶に杭を打ち込んでおくイメージ。それぐらいのモチベーションなので、新刊2冊出そうが苦労にお釣りが帰ってくるぐらいだ。いや、それは嘘かも…。合計110ページ、大変だったな。進んでも進んでも出口の見えないトンネルだった。飛騨あたりの。
今回は自分には珍しくコツコツと進めることを目標としていたけど結構うまくいって嬉しい。やればできるじゃん!夏休みの宿題は休み明けの電車でやる私も成長しました。
終わってからフォロワーさんと公園でピクニックと題してお酒を飲んたり本の話をしたりキャッチボールをした。おすすめのお店でごはんを食べた。人と遊ぶのは楽しいね。
桜は咲いてないけどヒサカキが臭くてモクレンがランランしている。良い春が来た。
体調を崩した。はしゃぎすぎました。おわり。