中学・高校の友人と積もる話があり、午後ずっと茶をしばきながら話していた。例に漏れず楽しい。波長が合うというか、互いに違う部分があるというのを理解し合えているので、ズレが合ってもぶつからない感じ。というか、多分互いに「友人はこれ以上増えることはないので大事にしている」のかもしれない。別に相手のことを軽んじているわけではなく、何も言葉にせずとも大事にできているので良いのです。
大学でできた友人も大事だし、仲良くしたいとは思ってるけど、思春期を乗り越えてきた友人はまた別のカテゴリにいる。一番多感な時期で離れなかった人は数える程度しかいないし。相手の黒歴史も自分の黒歴史も知ってるから隠すものがない。
でも、相手にもう付き合って◯年になる恋人がいると知ったときはちょっと寂しかったな。彼女は直接「なんで今まで言ってくれなかったの!?」と言える相手だからいいけど。
恋人の話になったのは自分の恋愛観の話になったからで。これは自分の人間関係に対する考え方にも近いけど、私は人に嫌われるのが怖いから、なら初めから関わらなくていいやと思ってしまうというところがある。いつか嫌われるなら初めから何の感情も持たれなければいいやって感じ。変化するとまた別の何かになって、それが自分にとっての嫌なことなら停滞のままがいい、という。
なんかね。なんか、難しいよね。私は自分の付き合う相手の理想が高い自覚があるんですが、(私より頭がいい・私よりユーモアがある・私より身長が高いなど……)別に好きになればそんなこと関係ないよね、とも思う。でも仮に自分の理想を全て満たす人間が現れたとして、そんな人が私を好きになるわけがない(自分のような人間を好きになる理由が存在しない)ので、付き合えないと思う、という話をした。幻滅とかではなく、私みたいな人間の顔や性格を好きな人間って、何? という気持ちになる。おかしいじゃんって。
自己肯定感が低いわけではないし、むしろ自分のことは好きではあるんだけど、私以外の人間が私を好きになることなんてないだろと思ってしまう。これが自己肯定感が低いということなのか?
いま、大学で講義が同じで時々話す異性がいるんだけど、相手について知っている情報が「顔・声・スタイル・出身地・名前・展望」くらいしかなくて、気になっている程度で止まっている。相手のことが気になるけど、何も彼のことを知らないから世間話するだけ、みたいな。授業終わりにちょっと二人になって話すだけ、みたいなことを週に一回している。これだけで楽しいし、週に一度の潤いになってくれてる。
私は彼のことを知りたいけど、彼は私のことを知りたいのかとか考えてしまってうまく話せなくなるときもあるし、なんなら多分相手は私に興味ないんだろうなーーとか思っちゃうときもある。だってその方が楽だし。どうなんだろうな。でも彼はもうすぐいなくなってしまう人間なので、一夏の思い出にするしかないのですが。
ちなみに全然関係ないんだけど、気になっていたピールオフベースが近くに入荷したことを知って、ジェルネイルするか悩んでいる。でもジェル爪ボロボロになるし、まだ自爪短いからやらなくていいかなあ……でも普通にほしいから買うか悩むなあ。