4月1日 キャプテン・レグルスは今日のために長い間準備してきた――ドクターコショウ、クラッカー、カラーホイッスルとさまざまないたずら道具を。
4月2日 ニュートンが経営する造幣局は、新しい貨幣を製造した。
4月3日 ドルーヴィスIIIは、ワンドを作るためにイエローサンダルウッド3つとユニコーンの毛7つを購入した。
4月4日 10日間以内に、アメリカ・ロッキー山脈付近で100件以上の神秘学動物の目撃情報が報告された。
4月5日 スイートハートが自分が主演した映画の発表会に参加した。
4月6日 マヌス・ヴェンデッタを含む7つの神秘学組織がテロ組織として認定され た。
4月7日 メスメル一族の神秘学家の推進の下、 財団と何軒かの精神医療施設は提携関係を結託した。
4月8日 『ニューヨーク・タイムズ』の転入に伴い、アメリカ・マンハッタンのロングエーカー・スクエアは「タイムズ・スクエア」と改称された。
4月9日 NASAは、新しい宇宙開発計画のために7人の宇宙飛行士を選ぶと発表し た。そのうちの一人は神秘学家であった。
4月10日 小説『グレート・ギャツビー』が正式に出版された。ドルーヴィスIIIはそれを読んだことがあるが、何のコメントも残さなかった。
4月11日 神秘学家のみで構成される犯罪組織が壁抜けと急速冷却の神秘術を駆使して、ニューヨークにある列車を盗んだ。
4月12日 ソ連の宇宙飛行士ガガーリンは「ボストーク1号」で宇宙へ行き、地球を1周した。
4月13日 特別な事情がない限り、ゼノミリタリーアカデミーでは、必ずこの日が新学期の始まりととなる。
4月14日 1900年、パリで第11回万国博覧会が開かれ、何人かの神秘学家がゲストとして招待された。
4月15日 最前線学校にて学級議会が執り行われ、参加者たちは神秘学教育と通常の教育をどうより良く融合すべきかについて話し合った。
4月16日 ラプラス計算科学研究センターで、毎年恒例の会計予算案のまとめが開始した。この間、各研究所の責任者は多忙を極めている。
4月17日 J・P・モルガンが生を受けた。アメリカの有名な金融マンで、鳩小屋と親交があった。
4月18日 あるフランスの神秘学家が、巨大な爆破力を持つポーションを製作できたと発表した。しかしコストの問題から、ニトログリセリンを選ぶ人がほとんどであった。
4月19日 アメリカが金本位制の破棄を発表。アメリカの神秘学界は直ちに、咬噛銭貨を貨幣としての使用を諦めないと表明。
4月20日 「ザ・ウォールデン」という地下バーが開業。オーナーはノンアルコールでもお酒の味がするドリンクを提供でき る。
4月21日 イギリスの『デイリー・メール』にネス湖の怪獣の写真が掲載され、その発見が各界の注目引き起こした。
4月22日 あるフランスの騎士は、ナイトを普通の鎧だと思って自分の屋敷に持ち帰った。
4月23日 ベティは初めて台詞のある役をもらった。台詞は「ありがとう」と「はい」 だけだったが、彼女は新たな一歩を踏み出せたと感じている。
4月24日 ナイル河谷にいた数人の神秘学家は、原因不明の異常な白夜現象を観察したと主張する。
4月25日 二人の生物学者が共同でDNAの二重らせん構造を発見した。現在、神秘学家たちは、神秘術もDNAで遺伝すると一般的に認識されている。
4月26日 メディスンポケットは個人名義でラプラス計算科学研究センターの社内報でニガメノキの研究論文を発表した。こ の論文は広範囲での討論がされた。
4月27日 エリックはテストで45点の「いい成績」を得た。
4月28日 ネクロ・ロギストはとある男性墓碑から依頼を受け、彼が生前に書いた詩集の発表と、その原稿料を寄付するという信託業務を完了させた。
4月29日 ナイトはフランスで起こった戦争を目撃した。この戦闘でフランスはほぼ壊滅状態になったが、幸い、一人の英雄 が立ち上がった。
4月30日 リー・アンアンはとある港でお祓いの依頼を実行中に水猿。どうやら、彼女のソウルキャッチャーは霊的な存在以外にも威嚇作用があるらしい。