いつぞやに寿司が食べたいと呟いたのを覚えていてくれたらしく、明日食べに行こうかと言われる。律儀だ。 つくづく私は周りに恵まれているなと思う。
今幸せかどうか、と聞かれたことがある。考えるまでもなく幸せだ。それでもどこかふとした瞬間に考えこんでしまったり、郷愁にかられたり、それだけはやめられない。やめられないというかコントロールできない。やはり問題は自分の中にある。それは思えば今に始まったことではなく、物心ついたころからずっと後ろに立っている。 普通に死が救いという思想を植え付けられているので。
人間の苦悩は気体の塊のようなもので、大きさはとことんどうでもよく、だから逆にほんの小さなことも大きな喜びとなりうるのだ。←これフランクルが言いました。
いいこと言うじゃん。
私にも、私が死んだら泣いてくれると確信できるほどの関係の人間がいる。その小さな事実だけで大きな喜びになりうるな。