3/15 - 16でスクラムフェス神奈川に参加してきた。
昨年、私の人生を大きく変えたイベント。
今年は招待セッションをさせていただけることになり、何もわからず参加した去年とは、また違う緊張感があった。
Keynote: 心に灯を、過去に感謝を、未来に花束を。
ふりかえりエバンジェリストびばさん (@viva_tweet_x)のセッション。
魂が揺れるセッションだった。
これだけ深い自己開示を聞いたことはかつてなかった。ましてやイベントで聞くなんて。
次は誰かの背中を押したいと、全力でさらけ出すびばさんの姿勢に感動してしまった。
自分がいま熱量を持っていることは、心の底から来てるのだろうか?
仮面を被って無理していないだろうか?
自分自身、かつては
人と話すのが好きではなかったから、人と喋らなくて良いエンジニアになろうとした(実際はめちゃめちゃ話す)
いつも冷めてる事を言うし、熱があるって感じはしない
みたいな感じだった。今では
人と対話することを大事にしてますよね
じゃがさんは熱量の人だと思う
と言われたりする。
初めて言われたときは驚いたけど、確かにそうだと思うようになってきた。
こうした変化を迎える過程で、「仮面を被っている」という感覚はなかった。
「こうしたほうが幸せになれるんじゃないか」という方向に向かって自分を変えていくのは、私にとって自然だから。
「自分の強みは、人のフィードバックを素直に受け止め、変わり続けられることでありたい」と思ったのは、たしか大学院の頃だったろうか。
なぜそう思うようになったのか、どこかでふりかえりをしてみたい。
OST: アジャイルマインドを会社全体広めたい!
私がホストしたOST。

最近、開発組織だけでなく、Nstock全体にアジャイルなマインドを文化として根付かせられないだろうか?と考えている。
それはスクラムをみんなやって、という話ではなく、下記の価値観であり続けたいということである。
プロセスやツールよりも個人と対話を、
包括的なドキュメントよりも動くソフトウェアを、
契約交渉よりも顧客との協調を、
計画に従うことよりも変化への対応を、
価値とする。すなわち、左記のことがらに価値があることを認めながらも、私たちは右記のことがらにより価値をおく。
アジャイルという言葉は使わないにせよ、ほとんどのスタートアップが、大切にしている価値観ではないだろうか?
今のNstockが全くアジャイルでないとは思っていない。
事業拡大の中で多様な人が増えつつある状況下で、あらためて何に価値を置くかを整理をすることで、みんなが向く方向を揃えたい。
いろんなアイデアをもらったなかでも、早速実践したいと思ったことが3点ある。
何を考えているのか知ってもらうために、私自身の発信をSlackでシェアする
雑談のキッカケを増やすために、Gatherを広める
Nstockの今を知るために、他のチームのMTGを(録画含め)見学したり、議事録を見てみたりする
アドバイスいただいた皆様、ありがとうございました。
Special Session: 人生が変わる日、今日かも。
Startup in Agile運営のあらたまさん、いくおさん、パウリさんと一緒に登壇したセッション。
去年、スクフェス神奈川に参加したことをきっかけに、コミュニティの楽しさを知り、コミュニティを作り、友達ができた私。
今度は私が誰かの背中を押せたらいいな、そう思い登壇した。
その日の夜、懇親会で色んな方とお話しているとき、とある方が言ってくれた。
「火が灯されました!note、アカウント作っただけで書いたことなかったんですけど、書きます!」
本当に登壇してよかった。
私がやってよかったと思えるのは、いつだって誰かのN=1の声を聞いたときだなぁ。
聞いていただいた皆様、感想伝えていただいた方々、お招きいただいた運営の皆様、ありがとうございました。
そして運営のみんなへ。
正直あんなに公開で褒められるとは思ってなくて、めちゃくちゃ嬉しかったです。
嬉しいんだけど、人前でニマニマしたくはなくて、(あと花粉症で)感情が無になってしまったのは自分でも予想外でした。
去年の帰り道、アジャイルや技術広報について熱心に教えてくれたパウリさん。同年代なのに、どうしてこんなに大きな背中なんだろう?って尊敬しかなかった。今では真面目な話も、ふざけた話も、笑って言い合える仲になれて嬉しい。本当にありがとう。
あの日キーノートで背中を押してくれたいくおさん。あの日だけじゃなくて、運営の日常、いたるところで私の背中を押してくれてたんだなって登壇して改めて気づくことができました。おかげで見たことない景色をたくさん見れている気がします。本当にありがとう。
最後に、スクラムフェス神奈川に手を引いてくれたあらたまさん。あらたまさんとあの日、LayerXのオフィスで出会えてなかったら、自分はコミュニティの楽しさも、こんなに素敵な友達も得られず、全く別の人生を過ごしていたことでしょう。こんな素敵な場所に私を連れてきてくれて、本当にありがとう。
全体のふりかえり
今年のスクフェス神奈川は、「自己開示」がキーワードだったように思う。
キーノートも、スポンサーLTも、私のセッションも、2日目のLTも「自己開示」が内包されている登壇が多かった。
多くの人にとって、自分自身の過去を確認し、肯定し、前に向かう2日間になったのだろう。
「自己開示」がキーワードなのは、今年だけだろうか。
考えてみると、去年もそうだったように思う。
心に火を灯す、というスクフェス神奈川のテーマがそうさせているのだろう。
すごく見えるあの人のリアル。
参加したひとりひとりのリアル。
みんなのリアルが交差して、心に火を灯し合う場、それがスクフェス神奈川。
毎年素敵な場にしてくださる登壇者と参加者、そしてなにより運営の皆様、ありがとうございました。
余談
終了後、Startup in Agile生誕の地である焼き肉屋に行った。
この後サウナイキタイな〜って話したら、さのさんが「箱根の山賊サウナいいらしいよ」と教えてくれて、早速行ってみた。
よかった。

15:00 ~ のアウフグースにちょうどよく入ることができて、バチバチに整った。
身長より深い桶にはられた水風呂も、サ室の屋上にある寝椅子も、最高だった。

水着で男女一緒に入れる、フィンランド文化なサウナ。
そして焼き肉がついてる。
来年もスクフェス神奈川行けたら、サウナ好きな人で打ち上げに行きたいな。
最近、登壇の準備だったり、体調を崩したりで、全然しずかなインターネットに投稿できていなかった。
のんびりペースを戻したい。