親父が亡くなった

januswel
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1/3 未明、親父が亡くなった。

B 型肝炎からくる肝臓癌で、使える薬がなくなったため緩和ケアに移行していた。間質性肺炎を併発していたので最新の薬は使えず、抗がん剤も耐性によって効かなくなっていた。

12 月上旬に治療を止めた直後、黄疸がひどくなり診察の結果、胆管が詰まっているとのことで去年の 12/18 から入院した。元旦未明から肝性脳症で錯乱、昏睡状態に陥り、そのまま眠るように息を引き取った。

父親について真っ先に思い出すのは「他人に迷惑をかけないように生きていけ」というアドバイスをもらったことだ。自分も 40 代になって、生きていく以上、誰にも迷惑をかけずに生きていくことはできないとわかったこともあり、今では厳密に従っているわけではないが、行動指針のひとつとして抑えている。

子供や孫に甘い人間だった。孫は無条件で甘やかしていたが、子供にとってはいい意味で放任で、助言を求めた際でも状況の整理やリフレーミングに留めていた。今にして思えばすごいことだと思う。子供を持つとどうしても干渉してしまう。

俺が年末の仕事が終わったのが 12/28 。 12/29 から 1/2 まで、おふくろと妹たち含め 4 シフト制でみていた。合間に孫も見舞いへ。死の間際に子供や孫たちに囲まれているというのはひとつの理想ではなかろうか。自分もそうなりたいと強く思わせられたので、父の生き様を見習って子どもたちと接していこうと思う。