欲望の原野が創造された、記
肉付きのいい男たちがぎっしりと横たわっている
肌はぬらぬらだ
励起した男根が天を刺すように、男林
豆のような産婆が、無言でその肌をひっかいていく
そのたび、男の豪腹は どう!と波うってふるえる
結果、全員が耐えきれず懐妊 愚かである
あたら、児が宿れるような器官もなく
むっちゃくっちゃに器官をおしひろげてペニスを胎とす
うおんうおんと男林の目に涙
とこしえの滂沱と、咆哮、ふくれきったペニスよ
たまらず陽は陥没し、漠とした夕暮れがきた
ぶよんぶよんと腹が揺れている
地の果てまで、紅に染まって