若さ。
いい意味でもわるい意味でも使われる言葉だ。
今年に入って若いと言われることが増えた。元旦の甘酒をくばっている町内会のおじさんに学生さんと間違われ、また別の人には20代前半に見えます、と何度も声をかけられる。髪型変えるんですと言ったら、若いからなんでも似合うよ!と言われた。
それは歳を重ねたからこそ言われる言葉なのか、本心なのか、分からない。
だが、自分でも顔が若いと感じる。苦労をしない人特有の幼さだ。(精神的な苦労はしているが肉体的に苦労はしていない)おばも60代なのに40歳にしか見えないので、遺伝もあるが。
ほうれい線もないし、クマもほぼない。シワもないし、あるのはニキビ跡だけ。
ニキビ跡は治りにくくなった。それが唯一年齢を感じる時だ。
私は若いのか。多分、人から見ても若いのだろう。小学生の頃は大人びた顔をしていて、そこから変わらなくなってしまった。
いつ変わるのだろう。40代からすれば私はまだまだ子供だ。やっと24歳になれた気がする。
これは危うさなのか。
若いと言われると嬉しいけれど、天秤に石を積むような気持ちだ。
いつか、若いでは済まされない時が来る。きっと。そういった天秤だろうか。
いつまでも若くいたい。天秤は少女側に振っていたい。