なんて中二心をくすぐる曲名と前奏だろう。まずいかもしれない。
初めてタイトルの文字列を見た時に出てきた言葉はそれだった。
World Eater / Team MSSP
Team MSSPとはあるが、M.S.S Projectの楽曲である。恐らく今までは「M.S.S Projectの曲」として出されたものはFB777/KIKKUN-MK-Ⅱが主軸となって作詞作曲を行い、それを4人で歌ったりパフォーマンスを加えていた…っぽい空気を感じていた。現にパフォーマンスをしている二人(人?)の作る曲と主体となって音楽を作っている二人の音楽の毛色のようなものはかなり異なる印象を受けていた。なので、自分はそう理解していた。
それがここに来てTeam MSSPである。これを書いている今、私はこの曲を出だしの1分半ほどしか聞いていない。そこまでしか公開されていないからだ。でも今までの曲とは違うとはっきり感じた。
ポップで疾走感のある、どこか影のあるメロディ。シンセサイザーが暴れながらもしっかりとギターが響き渡る。どこか懐かしさを覚える機械感の残る初音ミクの調声。知る人が聞けば10年にわたるマイクラ実況を彷彿とさせつつ、知らない人が聞いても引き込まれる歌詞。そして何よりどこか決意を感じさせる1分半。
完全にやられた。これ正真正銘4人の曲だ。
クロスフェードが昨日お出しされたわけだが、やっぱりなんだかんだでWorld Eaterに戻ってくる自分がいる。フルが怖いとさえ思いながらフルを焦がれる、久しぶりに味わった感覚だった。アバウトWILD BLUEぶりだろうか。大体お前WILD BLUEぶりって言うよな。しゃーない。
高鳴る胸が叫んでる 誰もわたしを止められない
15周年の幕開けを叫んだ新曲を、会場で聞けることが楽しみ過ぎて。うっかりやらかしたのは内緒である。