Now here, No where

迅月@しゅば
·

というわけで愉快なおじさん四人組のお陰でライブ熱が再燃したオタクの一番行きたいフェスがある。YON FESだ。これは何かというと毎年4/4付近で行われる04 Limited Sazabys(以下、フォーリミ)のフェスである。このバンドももうだいぶ長く活動している、今年でデビュー15周年だそうだ。彼らを知ったきっかけはSHOW BY ROCK!!というリズムゲーのタイアップ。知る人ぞ知る、かのサンリオパイセンのコンテンツである。そして引き込まれるきっかけになったのがこちら。

Now here, No where / 04 Limited Sazabys

初めて聞いたときは「声の高い男性ボーカル」なのか「声の低い女性ボーカル」か分からず混乱した記憶があるが、タイアップした際の作中のバンド名「04Tobizbits(ぜろよんとびずびっつ)」の説明が「ボーイズパンクバンド」「一度聞いたら忘れられないハイトーンボイス」とあったので「これ男性か!!」となった。このバンド、構成としては珍しくボーカルがベースを演奏するというBa./Vo.+Gt.×2+Dr.なバンドなわけだがみんな個性的で本当にキャッチーである。ちなみに推しは途中加入のドラムのKOUHEIさんである。この方のタイアップ姿やドラムを叩いている姿が非常に好きなのもさることながら、ぐでたまが好きというタイアップ先もニッコリな方でもある。かわいい。

これもメロディ先行だったので歌詞よりも先にメロディめちゃめちゃ好きだな!?で入った曲だ。というか、「ここまで紹介文の特徴を体現した曲があるんか!?」という印象が強かった。「ボーイズパンクバンド」「一度聞いたら忘れられないハイトーンボイス」「キャッチーな音楽」……全て入っている、やばいと思ったこれはハマる。そしてハマった。当時は学生だった上にサークルにかまけ丸をしており更に家はぼちぼちの厳しさだったので頻繁にライブにも行けず、といった感じだったために気にいったバンドはアニメのタイアップ以外ではTSUTAYAでCDを借りていたわけだが、もう出てた時のアルバムを全部借りた記憶がある。

そして先日、好きな楽曲のPV巡りをしていたら前日に「投稿9年前」だったこの曲のPVが「投稿10年前」になるところを目撃してしまい、悶絶したのはいい思い出である。エッまじか、しょばろでランカーしてたのもうそんな前なんか……。

関係ないふりしてると なんでもない不信感の 正体忘れはしないな残ってるから ツンツン 氷柱りるれろ カンカン照りたりるれら正体は既にないな向かってるから 生涯役目はないか探してるから

キャッチーでポップなメロディと歌詞に混じって、前を向ける言葉が乗ってくる。そんなこの歌を、いつかライブで聞きたいと思いながら今日も鼻歌が風に乗る。

@jingetsu
徒然なるままに聞いた曲の感想や思い出を投げていく