2月半ばから某マッチングアプリで知り合った男性とお付き合いをしている。私と同い年、平成5年生まれで年は今年で31になる人だ。私とその人は付き合って三か月弱ほどだが、お互いそこそこ結婚適齢期なんじゃないかな?ということで結婚や子どもに関する話もちらほら出ている。結婚したいっていう意思はあるの?とか、子どもについてどう考えていますか、とか。具体的な話や詳細はまだだけれど、漠然とした今の希望は聞き合っているという感じだ。
そういった質問がある中で、私は結婚に対する質問であればはっきり「結婚したいと思ってるよ」と言うことができる。法的なパートナーがほしいと常々思っていたし、絶対的な自分の味方にそばにいてほしかったからだ。じゃあ子どもを作るという質問に対して「子どもがほしいです」と言えるかといえば、よくわからないというのが正直なところだ。そう、よくわからない。彼との子どもであればほしいかなという気もするけれど、この先立ちはだかる数多の壁を乗り越えてまで、果たして私は子どもがほしいと思っているのだろうか?
例えば将来子どもを考えた場合、私にはそもそも
・今服薬しているリーマスを止めなければならない(リーマスを止めたら人間としてのパフォーマンスが落ち、生活と仕事両方に支障をきたす)
・双極性障害、発達障害の遺伝の可能性がある
・出産後の体力が不安
・経済的に不安
・若干機能不全みのある家庭で育っているけど健全に子を愛せるのか不安
といった懸念がある。2番目の双極性障害、発達障害の遺伝に関しては、ここ最近の医療の発達や発達障害・精神疾患の啓発、それに関する書籍やライフハック等の広まりがあり、昔よりはハンデがあっても生きやすくなっているのではないかと思うので、そこまで心配していないのだけれど。でも、1番目のリーマスの服薬ストップと3、4番目の体力、経済的な不安については頭を悩ませてしまう。本当に私、やっていけるのかな、と。
まあ、まだ彼と結婚したわけでもないし、プロポーズされたわけでもないし、両家顔合わせを行なったわけでも同棲しているわけでもないのでそんなにうんうん頭を悩ませる必要はないのだろうけれど。とはいえ、出産にはどうしても年齢的なリミットがあるから、ついつい考えてしまう。
そんな感じなので、最近はいろんな本や人様の体験談を当たっていた。発達障害の人の子育て本を読んでみたり、子どもがほしいかわからないキャラが主人公の漫画を読んでみたり、発達障害・精神疾患持ちで働きながら子育てしている人のXをフォローしてみたり。
と、ここまでしてみてはっと気づく。ここまでするってことは本当は子ども、ほしい寄りなんじゃない?だってほしくなかったらどうやったら上5つの課題を克服できるかを考えて人の体験談や文献に当たろうとしないだろうし。ただ、ネックになる部分が多いから足踏みしてしまっているだけで。うん、そうかもしれない。
とはいえ、さっきも書いたけれど私は別にまだ結婚も婚約もしていない。まず相手との関係を深めていくのが第一だし、相手と話し合う必要もある。その先に、結婚があって、そもそも授かるか授からないかとかもあって、妊娠とか出産があって。だからまあ私はとりあえず、目の前のことを丁寧にやっていくしかないのである。