Playlist AIのUIから思考するAIの存在と概念

JJ
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個人的には左が好み。これを言語化したい。

左右の差は以下が大きそう。プラポリが見にくいとかは一旦無視する(どちらも読みにくい)

  • 背景のクリエイティブ

  • ボタンの色

まずボタンの色だが、これは右が良いと思っている。理由は基本的なUIの背景色が黒なのでボタンの色は白にしてくっきりさせたいみたいな統一感的な部分もあるが、どうも個人的に黒背景に白字が見えにくい。textのfont-sizeがもう少し大きい、またはfont-weightがもう少し強めなら見えるのだが一般的なUIの時もこれを感じることがある。

これは個人の話なのかなと思っていたがどうやら乱視の人は白背景に黒字の方が見やすいという結果もあるっぽい。

今回のケースはもはや背景が黒なのでこれが当てになるのかどうか微妙なライン(黒に白のrectangleがあり黒の文字になるため)だと思うが、あくまで感想である。有識者と話したい。

プロダクトに求めるものを考える

個人的な好みは、この「Playlist AI」に求めるプロダクトの本質であると思っている。このタイトルと2種類のfirst viewを見た時に感じたのはAIが自動でプレイリストを作ってくれるプロダクトなんだろう。と考えた。この時、プレイリストを作るのはAIだが、昨今AIに対して命を吹き込む流れが多い。例えば名前をつけるとか。VTuberは裏に人間がいるけど、AIのVTuberは裏にコンピュータが存在している。人間である我々はプレイリストを共有してもらう時、どちらの方が嬉しいかなーと考えてみる。

AIに対して何を求めているか

僕はシステマチックに選ばれたものであったとしてもその中の"命"に共有をもらえた方が嬉しい。この考えが全体の何%を占めるのかまた気になるが、このリプライの反応はかなり right が多そう。

自分がPOだったらより選択肢の多い方へプロダクトの舵を取ると考えた時、やはり左のUIを選択しAIが友達としてあなたの趣味を理解していい感じのプレイリストを作りますよと謳った方が選択肢の多い方向性に思える。

求めているものは「友達」なら、常に人間なのかなと自分の中で整理してみる。

その中でUIを見返してみると左は実はモヤが人間に見えなくもない。夢の中のような、記憶の中の友人のような。誰かは分からないけど曲の趣味が合うんだから(AIなので自分の趣味を相手が理解していることを僕が理解しているメタ的発想)仲が良いのであろう。

選択肢の多さ

ではこのモヤをもう少しモヤのまま、人間らしさを出してみたら理解しやすそうだなと考えた。例えば踊っているとか、歌っているとか。踊っているのはとても良い発想だと思っている、なぜならモヤだとしても輪郭が人間っぽくて踊ってそうな動きをしていると目で追ったり感情が高まったりする。

人間っぽさを出していくと仮定するとただの波なUIの相手はAIであると認識し切った状態より、選択肢が増えると思っている。

例えば相手との会話をもっとカジュアルにしやすいとか、AIだと自分の趣味と合わないものをPlaylistとして作ってしまった場合(つまり精度が悪い場合)に逃げ道が少ないが、人間であれば「これうちの好きな曲!」と言われたら一旦聞いてみたり、不快感を得たりしないので、精度の悪さを隠蔽できる。

またIPとのコラボレーションもしやすいだろう。輪郭が特徴的なキャラを置いて、そのキャラの制作者がキャラの設定として好きな曲のリストを作ることでそれを聴けるとか、そこに対してキャッシュポイントを産むこともできるだろう。例えばKing of Pop マイケルジャクソンがマイケルジャクソンの曲ではなく、彼が好きな別のアーティストの曲とかになればMJファンは気になるだろうし、彼と同じような思考をしたいと仮定した場合、そのリストに強い価値が出る。これが音楽×IPの醍醐味だと感じている。勝手に人の人生をなりきりで反芻して答え合わせをせずに理解するのである。

結論

というところまで妄想を膨らませて個人的な趣味は左だった。ぜひ他の人の意見を聞いてどんな妄想をしたのか聞きたい。

@jj
0xjj.dev | 猫、バイオリン、麻雀、ポーカー、洋楽が好き