ノベルゲーム作るとして立ち絵とかCGとかどうすっかなって。
昨年の終わりにAI使ってサウンドノベルみたいな何かを作ったんですけど表情差分とCGは多ければ多いほど良いということに気がついてしまいまして。その作品は10分くらいのものでこだわり続けても何とか完成させることが出来ました。
一方で、もっと長い作品を作るなら枝葉の部分は落としていかなければ完成するはずもなく。
ああそう、ゲ制の話。話の核が決まったので次は物語のかけている部分を埋めていく作業。そのキャラはどう動く?と考えて、その日、その時間、その場面で、何が起こるかのイメージを精緻化していく。テキストが完成した時には同時にその風景が頭の中で完成している。そしてその前日譚とキャラクターの感情もセットで湧いてくる。
おい、ここ。一枚絵欲しくね?超かわいくてかっこいいキャラクターの表情を文章だけで表せって?無茶言うな、純文学は高尚な遊びだよ。私は大江健三郎が嫌いなんだ。
そんな感じで構想を練っているといつの間にか1場面につき1枚のCG+表情差分を要求する私がいる。いや無理だって、そんなリソースないじゃん。
ああ、そんなこともないか。今じゃAIあるんだった。そういえば2月くらいにSDXLのアニメモデルのトレーニングが終わるって告知してる人いたな。R-18は対応してないっぽいけど感情的な1枚絵の部分はそれに任せてしまってもいいかもしれない。どうやらSD1系に比べdanbooruタグベースのプロンプトの克服が為されて自然言語にもっとうまく対応するとのお話。細かな調整が利くようになるね。いちいちLoRA作ってる今の100倍楽になる、そんな展望を持てる希望のお話。
R-18の部分はNovelAIに7000円くらい払ってやってもらうという方法もある。私は最近NAIは触っていないけれど、他の人の生成物を見る感じめちゃくちゃ高品質でスケベなイラストが出力できるよう。正直NAIは出てくるものがいい代わりに自分のノウハウの向上につながらないのであまりやりたくない。でも必要なら使う。私はともかく好きなものを作りたいんです。その過程はもはやどうでもいい。
過程はどうでもいいと言いました。半分嘘です。この部分、正直絵師に頼みたい。だってさすがに絵師の方が要望に応える力は高いんだもの。でもそれは趣味でやるには金がかかりすぎる。1枚5000円だって?無理無理、素人の私にそんな予算を取る能力はないのです。現実思考で行きましょうね。
もしお友達料金でやってくれる絵師が現れたとしても、人間がやる以上CGの枚数には限界がある。ささっとかけるものでもないし、1シーン1枚も書いてもらってたら何年かかることになるのやら。血迷って自分で書こうとしてた私が言うのだから間違いない。経験者は良く知っているのである。
けれどだからこそ、最後にここだけは絵師に書いてもらいたいと思ったそのシーン、そのシーンだけは間違いなくいいものだと胸を張れる。まるでゴッドイーターバーストの「生きることから逃げるな」のような。たった1行のテキストが全ユーザーの心を打ちぬく。そんな芸当が可能になる。リソースが限られていることの利点でもある。
お友達料金でやってもらうとして私が提供できるのは何か。それは私の書ける最上のキャラクターの絵柄を担当するという重責と、一緒に何かを作るという楽しい経験のふたつ。履歴書に書いてもいいぞ☆この男、傲慢である。
一緒に遊びたい人がいたら連絡してね。超お待ちしています。よろしくお願いいたします。
何でもかんでもやりたい。でもできることは限られる。
欲、考えよう
以上