ものをどこに書くかということ

じょん
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何かちょっとした文章を書きたい、となった時にすぐに書ける場所がなかった。

はてなブログは自分のものすぎる(自分で読んで、「こいつ主張してるな」と感じてしまう)し、Xはもうカオスなうえに知り合いが多すぎるし、zennは技術に寄っちゃうし、noteは賑やかすぎる。

一瞬Tumblrなんかを使っていたけれどそれももうどこかへ行ってしまったし、中学生の頃に作ったブログが未だ残っていたりする(痛いけれどこれは記念に残しておく)。

そうこう考えた結果、手書きでノートに思うがままを書いていたりしたのだけど、これはこれで家族の目を気にする必要がある。今のところ自分の部屋の机の上は散らかりっぱなしなので、ノートを広げるスペースなんかない(いずれ広いデスクが欲しいと思っている)。

自分で持ってるドメインにブログ機能を作るということも考えたけれど、開発とその後の維持が悩ましい。それに、自分でブログを作ってしまうと、自分が死んだ時にそれは残らない。もちろんGitHubだったりどこかに残りはするのだろうけど、それでも記事としては残らない。じゃあブログサービスを使ったところで自分が死んだときにそのサービスが生きているのかというとそれも怪しく、結局どこが正解かはわからない。これは悩ましい。

今のところ書いたものはひっそりと公開して残るようにはしておきたいので、自分が死んでも残りそうという意味でははてなブログなのかもしれないけれど、これは最初に書いた通り断念している。もうあそこは更新することはないかもしれない。

そういったことを数年ずっと考えていたのだけど、ひとまずの結論に至った。

自分にとって書き心地のいい場所でまず書いて、もしほかの場所に行きたいと思ったらその時動かせばいいじゃん。

当たり前のことなんだろうけど、それにも気づいていなかった。自分が求めているような、主張を気にせず静かに書きたいことを書けるような場所でものを書こう。もし、どこかほかの場所でも見せたいというものが生まれたら、その時見せよう。

どこにも書けず、ずっと抱え込んでいたものを吐き出すところからなんじゃないかと思う。

ということで、これからはここで書いてみようと思います。