最近アクセシビリティのことを前よりも多く考えるようになって、よく考えるのが「障害は個人ではなく環境が作る」ということ。
僕は左利きなんですが、普段の生活を送るにあたって特に不自由なことはありません。自分でもそれが障害だと感じたことはありません。
ただ、例えばレストランのスープバーにたまにある、片方にしか流れないようになってるタイプのおたまを使う時、途端に不自由になり、ある意味「障害」となる。(あれは本当撲滅してほしい)
他にも左利きだから不便・・・と思う時が多々ある。ボールペンが左利きだとすぐつかなくなるような仕様になってたり・・・
そういうものがなければ多分こんなこと思わないんだろう。環境がきちんと考慮されていれば、そこに障害はない。
大事なのは、左利きの人を困らせようと悪意を持って作られたわけではもちろんなく、意図せずそういったものを作ってしまっているということ。だから誰も悪くはなく、被害者だけが生まれてしまっているってこと。そしてそれは誰にも被害者になる可能性があるってこと。
だから、いろんな人がいる、いろんな障害がある、こんなことで困る、自分もそうなる可能性がある、っていうことを知らないといけないなと。自分には関係ない、じゃなく自分がもしその状態になったらどんな不便があるのだろうとか想像することから始まるよね。
前にアクセシビリティカンファレンス前夜祭でのパネルディスカッションで話した、ジョンレノンの名言「Reality leaves a lot to the imagination」はまさにそういうことをジョンが言いたいんじゃないかと捉えてる。
ちょっと話が飛び飛びになったけど、最近考えていることを言語化してみたかったのでしずかなインターネットを使ってみました。
確かコテンラジオの障害の歴史の中でも、障害は環境・社会が作る的なことを話してた?覚えがあるので、もう一回聞いてみよう。