Platypus House、単孔類が集まる世界トップクラスの場所
ローンセストンに滞在する一番の目的の一つが、Platypus Houseに行くことだった。ここにいるのはエキドナとカモノハシの2種類だけ。1日数回のガイドツアーでしか入れなくて、ガイドさんから生態を聞きながら、近くでじっくり観察できる。
カモノハシは暗い場所で飼育されていたり、動きがめちゃくちゃ速かったり、混み合っていたりで、普通はなかなかゆっくり観察できない。それに対してここは、世界で一番カモノハシが見られるくらいの頭数を飼育していて、しかもプライベートガイドのような少人数制。誰でも自由に出入りできる動物園とは違うところがおもしろそうで行ってみた。
案の定、カモノハシをめちゃくちゃ近くで見られたし、子どものカモノハシまで見られた。こういう施設は世界でも指で数えられるくらいしかないと思うけど、その中でもたぶん一番ちゃんとした施設だったんじゃないかと思う。
とはいえ、Platypus Houseという名前なのに、一番良かったのはエキドナ。3〜4匹が放し飼いになっている飼育スペースに実際に入って、エキドナの生態や、それぞれの子がどういう経緯で保護されたのかを聞けた。そして、なぜか私の靴にめっちゃエキドナが集まってきた。クレイドルマウンテンとかに行ってきた後だったから、何かがこびりついてたのかもしれない。3匹くらいに囲まれて、鼻でツンツンされる。そんな体験ができる場所、世界にほとんどないと思う。
めちゃくちゃかわいい生き物だと思ったのと同時に、エキドナ自体は絶滅危惧種じゃないけど、こういう生き物をちゃんと守っていく人たちは本当にリスペクトできる。自分も微力ながら、貢献できるところがあれば貢献したいと思った。

ローンセストンで日本語を話せるオージーに出会った
ローンセストンは、オーストラリアでたぶん一番日本人に会わなかった場所。クレイドルマウンテンにはちょいちょいいたし、ホバートのマーケットでもたまに見かけたけど、ローンセストンでは全く会わなかった。
そんな中、妻とバーで世界旅行の話をしていたら、日本語で話しかけられた。日本語を勉強していたオーストラリア人の方で、「日本語を使う機会がなくて、こんなところに日本人がいるなんて驚いたよ。だから話しかけちゃった」と、すごく気さくに声をかけてくれた。いや、めっちゃいいなと思った。そういう人にこそ敬意を持って、ローンセストンやタスマニアの素晴らしさを伝えたいし、逆の立場になったときに、自分もそうやって声をかけられる人になれたら嬉しい。
