友だちといにしえのインターネットブログの話でちょっと盛り上がり「あの頃のブログは本文と何の関係もない曲名や歌詞をタイトルにしていた」「また曲名タイトルでブログ書こうかな」「行け!やれ!!」みたいな話になったので、ためしに曲名をタイトルにしてみた。
15年くらい前にやっていたブログ(エムブロ。最後の更新は2013年くらい)も曲名を記事タイトルにしていた。何となくそのときの記事の雰囲気に合わせてそれっぽいタイトルをつけていたっぽい。
ライブの感想を書くときはそのライブで印象的だった曲をタイトルにしているらしい。「君からの花束」って懐かしい〜!と読んでみたらこの曲を歌っているバンドであるHOLGA(大阪のインディーズバンド。USTでの生配信やmy spaceの流行などで遠方のインディーズバンドを知る機会がグッと増えた時期に出会った)が突然解散を発表して、その呆気なさに愕然としている回だった。
手焼きのCD-Rを通販したらメンバーの自宅の住所が送り主のところにがっつり書かれていた時代。あのときにCDと一緒に届いた使い捨てカイロのパッケージにはボーカル奥田さんの手書きで「北海道さむいから!」と書いてあった。まだどこかにしまってある気がする。
北海道は寒いから、冬場はカイロがいらないくらい暖かくして過ごしています。ていうかどんなオマケなんだよ。メルカリみたいだな。
ためしに曲名をタイトルにしてみたのはいいが、新しい曲なんて全然聴いていないので13年前のエムブロと同じような時代の楽曲が並ぶことが予想されて恐ろしい。新規開拓というワードを口にするのもなんだか少々恥ずかしい。
年をとったな……としみじみした。どうにかして前向きに捉えられないかと考えてみたが「古いもので今でも楽しめる」みたいなワードしか浮かばず、結局めちゃくちゃダサくてがっかりしている。
今回はギリギリあの頃のわたしは知らなかったであろう曲をタイトルに持ってきた。それでもリリースは2018年……もう6年も前……。
フォロワーの歌がApple Musicで聴ける時代。手書きの宛名でCD-Rを送ってもらっていた頃と、やっていることは一緒なのかもしれない。