転職振り返りと雑記

jovi
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どんな一年だったか

  • 前職の土木コンサルを退職してWEB系の開発会社に転職した。

  • 引っ越して約1年が経過した。

    なんもしてないとは言わないが項目数が少なくてなんだかかなしい

    なんて空虚な人生なんだ

転職しての感想

 最初の研修期間は特に何もわからなかった。前職ではITに詳しい自信があったし、実際その界隈ではまあ知っている方だった。それに基本情報を取得していたこともあり、どうにかなるだろうと思っていた。実態としてはそんなことは1mmもなく、ただただ知らないツールと言語と用語にボコボコにされるxヶ月だった。Gitのコマンドなんてほぼ叩いたことないし、サーバーって何?みたいな状態だった。Pyhonは少し触ったことがあるけど、俗言う手続きでしか書いたことはなく、OOPでなんて全く書いたことはなかった。Dockerなどに代表されるコンテナ技術という概念も全く知らないし、Linuxも触れたことすらなかった。

 研修期間中は帰ってから24~26時くらいまで勉強していた。もう死にものぐるいだった気がする。あいにくショートスリーパーではないのでもう少し頑張れよとは言わないでほしい。やったんですよ必死に。

 研修期間が終わるとあんまり触っていない言語のプロジェクトに引き継ぎ役としてアサインされた。俗にいうクソコードではなく、理路整然とした素晴らしいコードではあったが、いかんせん素人にはきつかった。プレリリース前の2ヶ月は布団に入って2, 3時間は眠れず、駅や会社で意識が一瞬飛んでいたりした。でもプログラムを書くのは楽しかったからそれが救いだった。

 現在はようやく周りの人間の言っていることが分かり始めてきた気がする。当初はわからないことが会話に3つ出てくると頭がパンクしていた。パンクしない頭になるかそもそもわからないことを少なくするかしかないので無理やり知識を詰め込んだらどうにかなった。

 プログラミング自体は全然できないし、はっきり言って適性がない気がする。学校の入試の時に数学の基礎問題は全てあっていて応用問題は全て間違っていたことを最近よく思いだす。でもインフラ周りのことはイメージがしやすいのもあって理解が早いので、もしかしたらやれる子なのかもしれない。

技術的に最近思っていること

  • Railsでビューまで責任を負うのはきついと感じ始めている。俗に言うSPAをあのなかで実現するのはあんまり得策でない気がする。

  • Dockerで環境構築をする場合、バックエンドをRailsAPIで、フロントエンドはReactにして、完全にコンテナごと分けてしまった方が色々幸せだと思う。

  • 一度Railsの中のコンテナにReactを入れたけど地獄を見かけて秒でやめた。

  • そもそもフルスタックフレームワークを利用しないならバックエンドなんてなんでもいいだろとはちょっとおもった。乱暴な言い方をするとAPIを提供してDBと通信して情報を引っ張ってくればいいだけなんだから。と思ったり

  • でもやっぱりRailsのORMは(化け物クエリを生み出さない限りは)便利だし、APIのエンドポイントの作成も非常に楽。あと単純にgemが強い。

  • Rubyは実行速度に難がある(らしい)けどとにかく書いていて楽しい。「これなんかあるだろ」みたいなメソッドは大抵ある。

  • フロントエンドを最近やる必要にかられてやっているが、Reactとかのフロントエンドフレームワークって覚えゲーすぎないか?おそらく浅いからこう言うことを考えるんだろうけど今少なくともそう感じる。

  • 友人がかなり低レイヤの仕事をしていて、CSの真髄に触れる的なことをやっていてたまげた。Raisチュートリアルを虚無と表現していて、そう言うバックボーンがあるならそう言うだろうなと納得した。

  • 結局フレームワークって抽象化と手法の矯正(強制)の極致みたいなものだよな。抽象化されていて誰でも同じ結果が得られるようなメソッドや構造を利用することは早くていいことがたくさんあるんだけど、じゃあ中身を知らなくていいの?って言うのはまた別の話だと思う。