2014.2.12 - 2014.2.18 家族が弱っている時

jun
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月曜日の夕暮れ

火曜日から朝型の生活に変える努力をしている。

まずは朝早くに起きてランニングをすることからなのだが、配偶者は会社勤めをしているので、朝は出勤準備で慌ただしい。なので、その時間をうまく避けなくてはいけない。一番バッティングしてしまってはいけないのは、自分がランニング後にシャワーを使いたいタイミングと配偶者が起きてきてシャワーを使いたいタイミングが被ってしまうことだ。

起きてから走りに出るまでの間にコーヒーを淹れて飲んだり、ストレッチをしたり軽い筋トレをしたりするので、なんだかんだ1時間はかかる。その時間を考慮すると、6時ごろに起きて7時に走りに出るか、4時半に起きて5時半に走りに出るかのどちらかになる。

ためしに、火・水・木を6時起き、金・土・日を4時半起きでやってみた。7時に走りに出るともう陽は昇っていて、登校中の元気な学生がたくさんいたり、散歩中の犬をたくさん見られたりしてとても楽しい。5時半に走りに出ると今の時期は日の出の前で段々白んでくる空がきれいだし、ラジオ体操をしに集まるご老人達の様子を見ながら走るのも楽しい。どちらも良い。

4時半に起きて走ってきて、洗濯などの家事を済ませてからデスクに向かってもまだ8時なので、午前中に集中して作業をできるのがとても良いのでしばらくは4時半起きを続けたいと思うが、4時半に起きるには前日は22時半には就寝したい。そうすると外に飲みに行ったりするは難しい。何かを得ようとすると何かを諦めなければいけないのだなあ。

なるべく4時半起き、出来なかったらそれはそれでくらいの心構えでやっていこうと思う。

そうやって、自分はとても健康的に過ごしていたのだが、金曜日の夜に配偶者が風邪を引いてしまった。喉を腫らしてしまって咳がおさまらず、熱も出ていてつらそうだ。

家族や身近な人が弱ってしまった時、やはり責任感が発生するのか、やけに冷静になって淡々とやるべきことをこなせるようになる。普段は面倒くさがって後回しにするようなこと(皿洗いとか掃除とかゴミ出しとか)も、先回りするようにこなしたりする。ちょっと張り切ってしまうんだな。野菜がたっぷり入ったミネストローネを作ったり、生姜がたっぷり入ったうどんを作ったりした。張り切ってしまっている。

マンチェスター・ユナイテッドとザ・ストーン・ローゼズのコラボアイテムが出て、まんまと買ってしまった。これは買わないわけにはいかない。ユニフォームも欲しかったけれど結局着なそうだなと思ったので、アンセムジャケットだけ買った。ユナイテッドには何も思い入れがないので、ジャケット柄面しか着なさそうだ。

ローゼズを知らず、ジャクソン・ポロックも知らない人が見たらどえらい柄のジャケット着てるなって感じだろうな。※もちろん、この柄はジャクソン・ポロック作ではないがJackson Pollock no5はローゼズの曲の歌詞に出てくるのでそういうことでしょう。

恵比寿映像祭 Poems in Code—ジェネラティブ・アートの現在/プログラミングで生成される映像

渋谷で映画を観たついでに恵比寿まで移動して、恵比寿ガーデンプレイスで行われてるジェネラティブ・アート作品の大型ビジョン展示を見てきた。恵比寿映像祭の他のプログラムも見に行きたかったけれど、うまく時間が作れず気になっていたこの展示だけ行ってきた。

恵比寿ガーデンプレイスの中央に展示しているものなので、展示用の音楽はないのだけれど、イヤフォンで音楽を聴きながら見ていると結構シンクロするようなことがあって面白かった。やはりこういう作品はエレクトロニックミュージックと相性が良い。

ここ数年の自分は"誰かが便利に使えるもの"を作るためにコードを書いたりデザインをしたりしてばかりいるのだけれど、元々はVJから制作キャリアをスタートしているので、この展示のような気持ちよさや美しさを追求する作品制作もまたやりたいなと思う。やろう。

映画『ゴースト・トロピック』『Here』

ベルギーの若手監督バス・ドゥヴォスの作品『ゴースト・トロピック』と最新作『Here』を観てきた。バス・ドゥヴォスの名を見たことはあったけれど、今まで日本で公開された作品がなかったのでとても楽しみにしていた。

どちらもブリュッセルで撮られているが『Here』は夏の主に日中を、『ゴースト・トロピック』は冬の夜が舞台となっている。どちらも80分ほどで特に大きな出来事は起こらない小作品ではあるが、静かで美しい映画だった。そして、どちらもベルギーに住む移民の人達の生活を掬い上げるような作品だった。

ベルギーは移民が人口の12%存在し、国籍取得者も合わせると30%になるらしい。移民の人たちが主人公だからといって、社会問題を声高に唱えるような作品ではなく、それぞれのそこにある日常を映し出している。『ゴースト・トロピック』で家へと向かう主人公のハディージャや、『Here』で長い休暇を過ごすために母国へ一時帰国する前に『ここが俺の家だ』と呟く主人公のシュテファンの姿にそこに生活があることが示されている。どちらも、ちょっとした出来事からいつもと違った景色が広がっていく様子に豊かさを感じられる素敵な作品だった。

パンフレットによるとバス・ドゥヴォスはケリー・ライカートの影響を受けているらしく、それはとても納得がいった。大好きな映画監督がまた一人増えて、とても嬉しい。

村上春樹が、世界はつまらなそうに見えて実に多くの魅力的な謎めいた原石に溢れている、小説家というのはそれを見出す目を持ち合わせた人だ。というようなことを語っていたのだけれど、ケリー・ライカートやバス・ドゥヴォスもまさに見出す力を持ち合わせた人たちだと思う。

村上春樹『走ることについて語るときに僕の語ること』

読んだというか聴いた。今まで何度もオーディオブックを試してみたことがあるのだけれど、いつも自分には合わないなと思って少し使ってみてはやめていた。もしかして、一度読んだことがある本を聴いてみるのはいいのではないかと思って、10年ほど前に読んだことがある『走ることについて語るときに僕の語ること』をオーディオブックで聴いてみた。走りながら。

一度読んだ本を聴き返すのは結構良かった。エッセイなのも良いのかもしれない。

村上春樹がタイトルの通り、走ることについて語っているのだが、2005年から2006年ごろの当時56歳の村上春樹が身体的な衰えと向き合っている様子が多く書かれている。10年ほど前に読んだときは、もちろん自分も今より10歳ほど若いので、村上春樹が語る衰えについては「へー、そういうものなのか」くらいにしか感じることができずにいたけれど、10年後の自分はその衰えに対するシリアスさが増していて、まだ共感まではいかないけれど、迫り来るものとして以前より興味を持って聴けた。

村上春樹が朝走り、午前中に仕事をして、昼寝をし、午後は自由に過ごすと語っているのを読んだのも、今週からの朝型への生活リズム変更を始めた理由のひとつだ。実際、午前中に作業をするのはとても良い。クライアントワークは午前からやりたくないけれども。

レースへの参加は全然興味がなかったのだが、これを読むと年一くらいでマラソンに参加するのもちょっといいかもなと思えてくる。

来週

  • 『瞳をとじて』『梟ーフクロウー 올빼미올빼미/THE NIGHT OWL』『落下の解剖学』あたりを観たい。後ろ二つは設定が思いっきり被っている?のが気になる

来週はついにJリーグが開幕する。開幕節がある週末は天気が相当悪いようだが、楽しみは楽しみだ。