W11 2014.3.11 - 3.17 『ソウルメイト』 - 毎年恒例の

jun
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今週の夕暮れ

確定申告。何度やってもギリギリになるし面倒くさい。でも、これをやることで自分の1年間の経済活動を俯瞰して見ることができるという点についてはよいと思う。

今年からこの週報を欠かさず書いていることだし、これを書くのと一緒に1週間分の記帳をしたらいいのかもしれない。

週末は友人と一緒にJリーグの試合を見に行った。これも年一恒例だ。とはいっても去年は友人が応援するチームと自分が応援するチームのディビジョンが違ったため2年ぶりとなる。スタジアムでビールを片手にあーだこーだと言いながら観戦して、帰りに居酒屋に寄ってまたあーだこーだと言い合う。良い時間だった。

今週も5キロを7回走った。2月の頭から毎日走るのが続いているが、来週はクライアントワークが詰まっているのでそろそろ止まりそうだ。今年に入ってから毎週一回は映画館に行けているのも止まるだろう。

クライアントワークは基本的に依頼者の求めるスケジュールに沿って仕事を進めることになるので、時間を自由に扱うことができなくなる。個人開発の収益だけでやっていけるようになったら、ここで受けるストレスはなくなるのだけどとよく考えるのだが、個人開発が収益のためのものになってしまうとそれはそれで面白さがなくなってしまうような気もする。

自分が運営しているサービスは主にマーケティングの面で穴だらけだ。というか手付かずだ。それは収益を目的として始めたからではないというのが大きい。だが、4年以上続けてきてそれなりの数のユーザーが使ってくれるようになり、小遣い程度になればと思っていた収益も(自分にとっては)小遣いレベルは超えてしまった。こうなってくると責任も伴ってくる。当初は趣味で使う人のために作ったが、思わぬところからの需要があり今では仕事で使ってくれている人の方が多いかもしれない。サービスを安定運営させ、品質を向上させるためには収益を上げていき、自分の時間を確保するなり他者に依頼するなりをしなくてはならない。

個人開発のサービスを運用している人たちの情報を見ていると、今現在自分のサービスの売り上げ額が得られるのは結構稀有なことだ。それは自分の能力が優れいてるとかではなく、たまたま空いている椅子に座ったというようなタイミングが良かっただけの事なのだけれど、座ったからにはその席を大切にするべきなのではないかと考えるようになってきた。もう少しちゃんと"商売"として取り組んでいくべきだろう。

長い時間をけて用意していきた機能アップデートとドキュメント作成を今週終えたので次のステップに進もう。

とはいえ、まずは目の前のクライアントワークだ。誰に依頼しようかと考えた時に自分の名前を浮かべてくれるのも、とてもありがたいことだ。

映画『ソウルメイト』

観に行こうと思っていた映画の上映時間が予定にはまらずなんとなく選んだのだが良い映画だった。中国映画のリメイク作品ということは後から知った。原作も観てみたい。

主演の片方のキム・ダミの演技が印象的だった。高校生から30前後の年齢まで演じていたのだが、10代の演技の瑞々しさが素晴らしく二十歳そこそこの俳優なのかなと思いながら観ていたのだが30歳手前と知って驚いた。『梨泰院クラス』で人気を博した俳優らしい。あまり興味を持っていなかっただが、観てみたくなった。

切ないストーリーではあるのだけれど、人は他者を通じて自らがどうありたいかを考えることができ、その他者が唯一無二の存在であったらそれはとても素晴らしいことだと思えた。素敵な映画だった。

来週

今週観る予定だった『落下の解剖学』か『水平線』を観に行きたいところだが、業務次第だ。