最近、珍しく小説を読んでいる。
この2週間で3冊。ハードな仕事をしながらだったので、意外とハイペース。
読んだのは、次の3冊。
・コーヒーが冷めないうちに
・僕が愛したすべての君へ
・君を愛したひとりの僕へ
どれもとても売れた本だそうだが、タイムリープと平行世界というファンタジー小説な点も一緒。
特に、僕愛・君愛(と略すらしい)は鳥肌ものの面白さだった。
量子力学は面白そうなテーマだなと昔から思ってたけど、小説による壮大な思考実験のようにも思えるし、単純にストーリーとしても面白いし、2冊読み終わってまたもう一度読み返すのも楽しいくらい伏線で溢れているし、とにかく楽しみ方が盛り沢山。
人の自由意志と運命論みたいなテーマは、悩みながら生きてきたから、1人の人の異なる可能性による結末の差が余計に味わい深い。
タラレバを言いたくなるのが人間だし、実際に人の人生なんて一寸先は闇みたいなもんやし。
そういえば社会人一年目の時に、人生は決断の連続で人は常に可能性を捨てながら生きているんだ、みたいな発言をしたら先輩に引かれたなぁ。
ということで、小説はいいもんだなって感想でした。