2024.2.13(#14)

k0mk
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車を運転するの、そんなに嫌いではない。

とはいえ田舎者なので都会のめちゃくちゃ車が多い4車線とか無理。対抗できるくらいの幅はあるが車通りも人通りも少ない道を走ることは嫌いじゃない、というほうが正しい。あと、誰かを乗せて走るのも緊張しちゃうのでそれもなるべく避けたい。(お察しの通りドライブテクニックは低いです)

自分ひとりしかいない空間なので、スピーカーとスマホを繋いで音楽流しながら熱唱したりもする。というかこんなときしか熱唱できない。

思えば子供の時からめちゃくちゃ歌が下手だった。

幼稚園だか小学生だかのとき、親が運転する車で流れる音楽に合わせて歌ってたら、きょうだいから「めっちゃ音外れてるからやめて」と言われた。

あと、幼稚園の頃から高校生までピアノ教室に通ってたんですけど、極稀にレッスンで歌うことがありまして。比較的真面目だった私は懸命に歌ってたんですがそんななかで先生に言われた一言が「小さいときからもっと歌わせるべきだったわね」でした。しかもため息混じりで。

まだあるので話しますがあれは忘れもしない中学一年生の音楽の授業中のこと。これまた真面目に歌っていた私でしたが、隣で歌ってた子には「自分めっちゃ下手やなぁ!」と爆笑されました。この子はそれはそれは歌がうまくて合唱部の助っ人なんかもするようなレベルだったから、そんな子からすると耳障り過ぎて逆に面白かったのかもしれない。(余談ですが、能力を見込まれて○○部に助っ人に行くとかいうシチュエーション実在するんだ、と思ったことがあります)その授業以降しばらく、人前で声を出して歌うのができなくなったよね。

今でもあまり仲良くない人とカラオケ行くと一切歌わず盛り上げ役に専念することになる。いやまあコロナ禍以降、カラオケ行ってないんだけど。私をカラオケに誘うと友好度を測れます。

そんなわけで、それでも幸か不幸か歌うことそれ自体は嫌いにならなかったので結局ひとりでいるときに大熱唱することになる。まあうまくもない歌を聞くほうも楽しくはなかろうし、これでいいよね。

車の話を書くつもりだったのに、恨み言混じりの歌の話になっちゃったな。

自分ひとりでのびのびできるっていいよね〜という話でした。