キーボード

k4segawa
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小学生のときから家にはノートパソコンしかなかったし、自分用に買ったのもノートだったので、会社に入ってプログラミングするようになるまで単体でキーボードをあんまり打ってこなかった。

自分にとって一番慣れているのは多分PCにくっついてるペチペチのキーボードで、なのでプログラマーはキーボードにこだわるらしいと知ってLogicool G213、Ducky One 2、Happy Hacking Keyboard Lite2など色々買ったけどいずれもあんまりしっくりこなくてほとんど使わなかった。

初めてちゃんと手に馴染む感覚があったのはHelixで、オーソリニアのロープロファイルの分割型という今までのキーボードと全然違うものだったけどすぐに慣れた。特にオーソリニアについてはとても気に入っていて、逆に世の中のキーボードがなぜあんな非合理的なレイアウトになっているのかと憤りを覚えるようになってしまった。

それからずっとHelixを使っていたが、いくつか気になる点も出てきた。まずスイッチが重い。Kailhロープロファイルの白を付けていたが、クリックが強すぎてタイピングするときにちょっとしんどい感じがあった。あとは分割型もメリットよりデメリットを感じる場面が多かった。仕事のときは社用のMacを挟むように左右に配置したり、手前に置いたりしていたが、プライベートで使うときはモニターの正面に2つくっつけて置くか、ゲームのときはマウスと干渉しないように左に寄せたりしていて、そういうときに分割だといちいち両手で持ち上げて移動してとか面倒なことが多かった。

オーソリニアで一体型のやつを試してみようと思ってPlanckを買って今使っている。一体型は移動したり取り外しとか取り回ししやすく、そのあたりの狙いは想定通りいい感じ。スイッチは昔買ったDuckyから引っ剥がしたChelly MXの赤軸を使っていてこれもいい感じで全体的に満足。

なのだが、一点だけ、高さが気になってきた。自分の打鍵スタイルが手首を机に置いて固定する形で、ノートPCのキーボードとかHelixのロープロファイルに合っているのだが、これを普通のキーボードでやると手の角度がだいぶ上向きになって手首に結構な負担が掛かる。試しに今寿司打やってみたけど、5000円コースの後半から手首と前腕にだいぶ痛みを感じる。

タイピング速い人を見ると、机の端の所で腕を固定していて、手首は浮かせるようにしている。自分でやってみてもその方がタイピングが安定するし速い。手首が浮いて可動範囲が広がるのが要因っぽい。これだとキーボードの高さやレイアウトの影響も受けにくそうで、こっちに矯正したほうが幸せになれる感がかなりある。今は手首を持ち上げるのに腕に結構力が掛かってるが、これもそのうち慣れる気がする。ただ手首付けるのは完全に癖になっているので矯正するのが大変そう。どうするか。

今の打鍵スタイルを続けるなら、自分にとっての最高のキーボードの条件は、オーソリニア、ロープロファイル、一体型となる。これでいくと、O51Goというキーボードがぴったりマッチしていて、近々Boothにも置かれるそうでかなり期待している。矯正できてもできなくても使ってみたい。

@k4segawa
プログラミングとかゲームとか音楽とか