【2024.5】読書記録

💙
·

図書室で暮らしたい-辻村深月(☆☆☆)

辻村深月のエッセイ集。なんか、良い意味で普通の人なんだ…って思った。良い意味で普通のオタクで普通の母。かなり親近感あふれる筆致。

言うてそこまで辻村作品を読んでいるわけでも無いので、いっぱい作品読んでたらその分より楽しめるんだろうな~とは思う。辻村深月ファン愛蔵版エッセイって感じ。

不安な童話-恩田陸(☆☆☆☆)

恩田陸の本ってマジでハズレない、平日なのに一気読みしちゃった~ 今夜中2時。いい加減にして。明日普通に通常出勤。死んで。

理解力が無さすぎてプロローグとエピローグの繋がりとか意味がよく分からんかった。他人の解釈見たいなーと思って検索かけてみたけどそれでもよく分からんかった。愚か。結末知った上でもう1回読みたい。読んだところでプロローグとエピローグのあれそれについて理解できることはないんだろうけど、それでも再読はしたいなーという感じ。ふわっとさくっと読んでしまったのでもうちょっと時間かけながら読みたい。

そのときどきで思い思いにアンカーを打つ。-中西森奈 (☆☆☆)

ジャケ買い。とにかく辞書みたいな装丁が可愛いすぎる。

なんか調べたら、既に20個タイトルが決まってて、年に1回、20年かけて20冊出すらしい。それの第1弾。サブカル寄りのよく分からなさがいい感じな短編集。汽車乗りながら読むのにちょうど良かった。

海の見えるホテルの朝食-池田泰葉(☆☆☆☆)

ZINE。よかったー。ごはんとささやかな愛の短編。

人間椅子-江戸川乱歩(☆☆☆☆)

何気に人生初乱歩?な気がする。思ってたよりかなり読みやすくてよかった。一瞬で読んだ 結構好きかも

表題作より「目羅博士の不思議な犯罪」の方が好き。語り手の青年のどことなく不健康そうな感じと、哲学めいたところと、結末のアレ等々、全体的に色っぽくてほんとに良かった。なんか普通に、江戸川乱歩の文体が好きなのかもな~ 他のも読みたい

うたうおばけ-くどうれいん(☆☆☆☆)

ずっと気になってたくどうれいん。初。エッセイなのに全然エッセイぽくなくて、フィクションじゃないはずなのに、話としてシンプルに面白かったー。「暗号のスズキくん」なんてもう、凄いよ……

あなたとなら食べてもいい (☆☆☆☆)

最近、気づいたら千早茜の本を手に取っている。別にそんなドハマりっていうわけでもないけど、なんとなく……。千早茜の小説ってなんかずっとグレーのイメージあるけど、なんでかはよく分かってない。話的には「居酒屋のむじな」の独特で寂しい感じがかなり好きだった。

短編アンソロってサクッと読めていいね。こういうのこそ1話読んだらしばらく置いといてもストレスないくせに、こういうのに限って一気読みできちゃうよな……最近特に、長編小説って一気に読めなくなっちゃってるからね

@k869
日記