後期の楽曲

ながえ
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Laputaって「2000年以降の所謂『後期』に属する期間はJunji作曲の割合が増えた」と言われているけれども、実際どうだったのかを網羅的に調べてみた人は居たのだろうか?

……と 急に思い立ち、後期全楽曲の作詞・作曲者は誰だったのかを表にして並べてみる事にしました。

2000年以降に発売された全CD(ベスト盤を除く)のブックレットやバックインレイを参考にした確実なソースなので、後期Laputaの曲をこれから聴きたい、聴こうと思っている方が参考に利用して下さってもOKですよ。

※マキシシングルとして発売された後にアルバム『楽~ヘブン~園』にも収録された「Shape」「Silent on-looker」は『楽園』の項目から除外しています

こうして見ると確かにJunjiさんの名前が多いですね。『glitter』『誘~New Temptation~惑』ではCDの始まり・終わりや合間のインストゥルメンタル曲も一手に引き受けていますが、それらを除くと2002年代(『glitter』『深海 / Bland-new color』『誘惑』が発売された時期)は、メンバー4人それぞれの個性が楽曲に満遍なく詰め込まれていて、個人的に後期で一番好きだったりします。

「Final」に続くKouichiさん作詞・作曲が聴き逃せない「FACE」や「Unusual」、Tomoiさん作詞・作曲が初めて採用された「Dummy」(何気に「Last」の歌詞も書かれていたり)、KouichiさんとJunjiさんの良いとこ取りのような共同作曲作品「Bland-new color」……あの時期に魅せたLaputaの新たな彩(いろ)って、唯一無二なものがあるんですよね。

それと『誘惑』ってフルアルバムの中で唯一 シングルなど先行発売された楽曲が一切入っていないんですよ。全部新曲、これって地味に凄いな。

'02年時のライヴで盛り上がった曲を挙げると、Kouichiさん作曲の「Unusual」(疾走感ある明るめな曲調なのにストーカー的な後ろ暗い歌詞のギャップ)「Night and Day」(会報で「シングルの(曲として出す)勢いで作った」と明言されていた)、Junjiさん作曲の「POPular Uprising」(これを聴いてノリノリにならない人は居ない)「Target」(akiとJunjiが交互に歌うのは後の「Freedom」にも継承されていましたね)、akiちゃん作曲の「Generator」(拡声器パフォーマンス&みんな拳を振り上げて楽しかった)、Tomoi兄さん作曲の「Dummy」(Kouichiさんは「ノリたいけどギターが忙しくてライヴだと半径1mも動けない」と仰っていましたが…笑)といった印象でしたね。

長々と語ってしまいましたが、最後に「『誘~New Temptation~惑』の作詞・作曲ってどこに書いてあるの? 歌詞が載ってるブックレットには書かれていなかったよ?」……という人もあれから20年経過して再び現れているかもしれないので、ここでヒントを教えますね。

CDをケースから外し、そのままケースの真ん中を見るんだ。

@k_nagae_tkac
Laputaの想い出話ばかりしている(ネット上では珍しい後期Laputaを観続けた廃人)。固定した記事以外は何の役にも立たないので読まなくていいのよ。 【雑談用アカウント】→ fedibird.com/@k_nagae_tkac