アナザーコードリコレクション/Switch
記憶の扉編クリア。途中までオリジナル版の話をほぼ忘れていたのもあり全く気が付かなかったけれど、遊んでいる途中あるきっかけで違和感を持って、きちんと確認してみると想像以上に話が変わっていた。しかし、違う味がする…というわけではなくカレールーの味はそのままで、チキンカレーだと思って口に入れたら野菜カレーだったみたいな…そんな感じ。違う食べ物ではあるけれどどちらも確かに同じ味わいの部分があり、美味しく食べられる。
2つの記憶編では謎解きや細かいイベントの変更で受ける印象が大分変わってしまっている(特にパパ周り、リメイク版では最初から怪しく書きすぎて、原作でのアシュレイに感情移入してこの人は本当にパパなのだろうか…とドキドキするような構成でなくなっていた)なと思ったけれど、記憶の扉編がかなり別物のシナリオに作り直されているのを見て今回はこういうものなんだな、と新作を遊ぶ気持ちで受け入れられました。なにより、Cingのゲームがオリジナルスタッフの参加込みでまた世に出てくれたことが嬉しい。
2つの記憶編の時に感じた家族愛の部分にフォーカスをあてた話に再構築されているという見方は正しかったようで、記憶の扉編はがっつりそこに焦点をあてた内容。オリジナル版の人間関係の拗れで悪い方にゴロゴロ転がっていった部分や悲しさと前向きさが同居している空気がオミットされてしまったのは、そこも味として楽しんでいた身としてはとても寂しいですがアナザーコードの心温まる部分も私は大好きなので、その部分を大きく拾い上げてオリジナル版ではすっきりしないまま終わった箇所を完全な形で届けてくれたリコレクションが出てくれたこと、またオリジナル版の話に十数年ぶりに思いを馳せる機会を与えてくれたことにありがとうの気持ちでいっぱいです。
ウィッシュルームとラストウィンドウのリメイク…できれば続きも待ってます。そしてダークオーションも楽しみ。欲を言えば、アナザーコード原作をまた遊べるように移植もしてほしいのですが…。
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Halo:Reach/Steam
チャプター5クリアまで進みました。今回は結構真面目な感じかなと思っていたら、電磁バリアが張られている話をしながらヘリが電磁バリアに突っ込んでオシャカになったので2みたいなバカゲーなのかも…と考えを改めかけてます。