2023年12月16日

kabaome
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壁アドベントカレンダー2023 19日目の記事です。

12月中旬にしてはとても暖かい週末でした。イオンモールへでかけました。近くまでいったら、駐車場の入口から長蛇の渋滞が伸びていました。諦めて帰ることにしました。マクドナルドのドライブルスルーに寄り、コーヒーなどを購入しました。

井岡瞬『残像』を読み終わりました。グロテスクなのに青春を覚える謎の読後感がよかったです。『痣』も積読になっています。近いうちに読みたいです。

夕方になるころ、夕食をどうしようか、となりました。よく考えたら昨日のカレーの残りが一晩おかれて""完成""していました。せっかくならサラダ的なものがほしいということで、駅の方角にあるコンビニまで歩いて買いにいきました。最近は、日が暮れて以降に外出することがほぼないです。新鮮な散歩でした。

コンビニでサラダ的なものを買ったあと、パン屋さんの前を通ったら、まだ開いていました。普段、朝食は食パンとヨーグルトを食べることが多いです。ただし、週末にはパン屋さんのちょっといいパンを食べることもあります。翌日の朝食となるパンを買って、自宅へむかいました。

壁アドベントカレンダーの担当日が迫っています。平日はなにかとバタバタするため、この週末に書いておきたいと思いました。自宅に到着するまでにテーマくらいは決定しようと、考えながら歩いていました。

交差点に「止まれ」と書かれた道路標識があります。自動車は停止します。歩行者は停止しません。自動車が停止すると思っているからです。広義の壁といえます。

コンクリートの壁は、「砂、水、セメントが一箇所にぎゅっと集まっている状態」を我々が壁と呼んでいるだけです。木の壁も木材の集まりであり、炭素の集まりです。砂も水もセメントも炭素もそれ自体では壁ではないです。壁はそれらの関係性です。壁という実体はどこにも存在しません。我々の認識の中にのみ存在します。唯識。色即是空です。東寺にいきたくなってきました。

帰宅して、我々がカレーと呼んでいる関係性を食べました。完全に完成していました。美味しかったです。